スムーズにする筋肉

2010年11月02日 | 身体のこと
本日は晴天の名古屋から

◎11月に入り、秋めいてきました。
今週は銀座に行きます。

講習会に来られる先生と私も初心に戻っての勉強が
出来るので幸いです。


からが見れるかな



私のところに来られる方々には半年から1年の
間に痛みが出た方や、3年や5年が経過した方など
様々です。


最初の計測で大腿部の周計を左右計測しますが、やはり
年数が経過して左右差が出ているのが現状です。

両脚の痛みを抱えた方にも差はあることも・・・


その痛みを抱えた細くなった脚の筋肉はと言えば


筋肉がガチガチに硬直し、血管やリンパ管が圧迫されて
血液やリンパ液がスムーズに流れずに滞って股関節に
影響が出ていると思われます。


まず血管の圧迫ですが、それは、動脈と静脈とに分けて考える
ことができます。

動脈を取り巻く筋肉が硬直してしまうと、毛細血管が圧迫され、
各細胞に必要な酸素や栄養分が運ばれなくなります。


股関節にも異変が起きる要因です。

軟骨組織のヒアルロリン酸が枯渇していき、股関節の隙間が
狭くなる原因です。

すり減ると言うことではないんですね。


筋肉が硬結してしこり状態になっているとリンパ液の流れが
滞ります。

そして水ぶくれの状態になります。

これが浮腫です。


しこりのほとんどは病理学的に浮腫であろうと言われているのです。

筋の一部線維の局所の循環障害となっているのです。


この状態が年数が経つにつれて、自然の痛みの過程をその間に受けた
治療により痛みが消えたと考える。


しかし、痛みは消えても傷ついた筋の一部にしこりが残り、
その筋の長さは徐々に短くなっているのです。


これが脚長差となる1つの原因ともなります。


そんなしこりのある硬くなった筋肉を圧すのですから
最初の数回は痛いです

私の心も「痛~い」と声を聞くと痛みます


しかし、正常に筋を戻すにはその硬結して収縮が拘縮して
いく筋をストレッチ(伸長)することです。


スムーズに収縮する筋肉にしてあげるのです。


痛みがなくとも可動域が問題となるのは筋・腱・靭帯・筋膜・腱膜など
硬くなっているのでしこりをほぐしてあげるのですね



変形性股関節症の筋肉をほぐしてね






私の名古屋へのご質問・問い合わせはこちらからお待ちしています。

コメント
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