お葬式の時に、ご戒名の上に「新帰元」という言葉が書かれています。
「新帰元」とは、新しく元に帰るという意味です。
万物を構成している根本である四大 (しだい) 〈地・水・火・風〉 に帰るということです。
もともと実体のないものが「地 」(固いもの)、「水」(湿気を含んだもの)、「火」(熱を含んだもの)、「風」(動くもの) という縁によって、たまたま人となり、あるいは鳥となり、様々な生物や物質になっているだけなのです。
私達衆生は、もともと万物と一体となっていて、「分かれながら一つのもの」であり、一つのものが様々な相 (すがた) になっているのにすぎないのです。
元に帰るとは、人間的な機能がなくなったという事ではありません。
万物は時々刻々変化していますから、【いつも元に帰る】ということが繰り返されているのです。
自分が死んだということも、自分が生まれたということも、自分では分かりません。
生まれたことも知らない、死んだことも知らない、【縁起】が “あるだけ” なのです。
「新帰元」とは、新しく元に帰るという意味です。
万物を構成している根本である四大 (しだい) 〈地・水・火・風〉 に帰るということです。
もともと実体のないものが「地 」(固いもの)、「水」(湿気を含んだもの)、「火」(熱を含んだもの)、「風」(動くもの) という縁によって、たまたま人となり、あるいは鳥となり、様々な生物や物質になっているだけなのです。
私達衆生は、もともと万物と一体となっていて、「分かれながら一つのもの」であり、一つのものが様々な相 (すがた) になっているのにすぎないのです。
元に帰るとは、人間的な機能がなくなったという事ではありません。
万物は時々刻々変化していますから、【いつも元に帰る】ということが繰り返されているのです。
自分が死んだということも、自分が生まれたということも、自分では分かりません。
生まれたことも知らない、死んだことも知らない、【縁起】が “あるだけ” なのです。