物の本質、本体というのは時間的にも空間的においても同一のものです。
そして「因縁果」の法則に従っていろいろ差別(しゃべつ)の相が出て来ているのです。
世の中は「末法」に入り何時の間にか不知不識(しずしらず)の内に世の中から差別(しゃべつ)の語が消え、差別(さべつ)の語が世の中を席巻するようになりました。
今一度、差別(さべつ)の語の中に差別(しゃべつ)を含んだ理解をしてもらいたいものです。
世の中は「平等界(絶対の真理の世界)」と「差別界(しゃべつかい)」という「現象世界」で成り立っていることを再確認する必要があるのではないでしょうか。
温故知新から知故建新(故きを知って新しきを建てる)へ。