活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

報恩と感謝1

2020年04月14日 | 法理

修行の結果というのは「報恩と感謝」に尽きると思います。

それが修行の最終目的です。

 

どんなに立派な悟りを開いたとしても「報恩と感謝」がない限りは「菩提心の欠落」ということで独りよがりのものになってしまうということです。

 

どうか常日頃からご精進をしていただきたく思います。

 

慈明(じみょう)という和尚さんは、眠くなると錐で自分の股を刺して眠気を覚ましたということです。

 

そのようにして先達は「法」を求められたのですから、そういうお方があるために「法」というものが残っているということです。