活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

六境(六塵)について4

2019年12月28日 | 法理

ですから、考え方で後からその影を理解して、そしてその考え方で物事を

問題にすると、次から次へと「人間的な考え方」としての問題に定着して

しまうのです。

 

そうすると、「此の物」の必然性であり、大きな存在としての活動を全部

捨ててしまうことになってしまうのです。

 

そこに「意識(認識)の作用」というものの欠陥(特徴)が有(在)るのです。

 

それで欠陥(特徴)としては「此の物」は「意識(認識)の作用」において

影を認める(理解する)習慣が有(在)るので「その影を認めた(理解した)

習慣としての働き方」をするのです。