活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

純粋な働き4

2019年12月03日 | 法理

そこで指導者は「それぞれの働きのままにしておく指導」をしている訳です。

 

自分の取り計らいさえ用いなければ、きれいなものも汚いものも、見たいものも

見たくないと思うものでもきちんと「眼」に映しているではありませんか。

 

それほどに「因縁生」はそのままの無自性なもの同士ですから遮るものが

有(在)りません。

 

遮るものは「私」の都合に因って本来の機能を失わせているだけなのです。