活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

「六根、六境(六塵)、六識」の関係1

2019年12月21日 | 法理

おシャカ様が自分の悟った事実を最初に示されたのが「六根、六境(六塵)、六識」です。

 

「六識」とは「眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識」の総称です。

また「第六意識」の略でもあります。

 

「六根」とは、六識を生ずる六つの感官です。

即ち「眼・耳・鼻・舌・身・意(げんにびぜっしんい)」をいいます。

 

「六根」から入る様々な様子を「六境(六塵)」といいます。

 

即ち「六境(六塵)」とは、「色声香味触法(しきしょうこうみそくほう)」

のことです。

 

ですから眼には必ず(色)があり、耳には必ず声があり、鼻には必ず香り(香)がし、

舌には必ず味がし、身体(身)には必ず触覚(触)あり、意(心)には必ず私たち衆生が

机に向かえば机(法)があるのです。