オタカラコウ
まだ、咲き始めなのだ。
湿原の木道を歩いて戻り、日陰の林の中に入って行く。植物園の入り口の下の林だ。この散策も終わりが近づいてきた。
何で、クリスマスローズの葉が見えている?
白い斑入りの葉は何処かで見たことがある。神戸森林植物園のケスハマソウの近くに植えてあった・・・
思い出した、ツルオドリコソウだ!!黄色い花が咲くはず。それが蕗や福貴草と一緒に生き生きと育っている。
拘りのない植物園というのも面白い。
フシグロセンノウ
植物園を出て帰路についたが。途中で懐かしい場所を通り、車を停めた。10年くらい前だろうか、兎和野高原できのこの観察会があって、
参加していたのだが、その時に聞いた話。兎和野高原にはヤマナラシの木が沢山あって、その木の根にヤマイグチがついている。
生えていたヤマイグチを沢山採って、変色性を調べていたら、土突きの辺りを切った時に青変するものとしないものがあることに気が付いた。
そして、青変するものはヤマイグチではなく、ヤマナラシノアオネヤマイグチと命名されたという話。
そのヤマナラシの大木が広場の真ん中に立っている。周囲を歩いてみたが、残念ながらヤマイグチの類は出ていなかった。
その代わりに出会ったのは沢山の赤い実を付けた木。
ガマズミの仲間であることは分かるけれど、鮮やかな赤い実。樹高は3m以上はあるだろう・・・・
この木の大きさ、赤い実の数などからガマズミだろうと思うのだが、葉の形が違うように思う。
葉の先が随分と尖っているではないか。であればこれはミヤマガマズミなのか?
相変わらずガマズミの仲間は良く分からない。