ベニバナヤマシャクヤクを十分に堪能した後、尾根を越えて谷沿いに下った。最後の急な斜面をずり落ちそうになりながら降りて林道に戻り、車まで30分ほど歩いた。
帰路の陽当たりの良い斜面にはポツポツとグミの木が生えている。そのどれもが赤い実を沢山付けているのだ。車を停めて食べてみると、グミ独特の渋みはあるのだが熟していてとても甘い。
でも何故か、木によって実の大きさが随分違うのだ。写真に撮ったのは実の小さな木。家人には大きな実を付けていた木から一握りほど実を摘んでお土産にした。2種の違うグミの木が交配しているのではないかと思うけれど、詳細は分からない。
帰路にもう一度、車を停めたのは大きな木にテイカカズラが絡みついて満開になっていた場所。
この時期、テイカカズラの花は良く見るけれど、これはなかなか見事なものだ。
今度こそ、真っすぐ自宅を目指した。