午前中にヤマトキソウ、そして帰宅途中にササユリが咲き始めているのに気が付いた。昼飯を終えてから、運動不足の相方を誘って、何年か前に見つけた近所のダム湖の周回路に咲くヤマトキソウの様子を見に行くことにした。そのダム湖の周囲にはササユリも咲いているはずなのだ。
で、最初からササユリの写真で恐縮なのだが、ダム湖の土手を登って周回路に入って直にササユリがまとまって咲いていた。芳香が辺りに漂っている。ちょっと、芳香を通り越してヤバい匂いになっているかも。これはスカトールのせいなのだが、この成分は「便所の匂い」といわれている。匂いが薄ければ香水、濃いと便所ってところだね。
しばらく湖岸の岩場を歩いてから木に覆われた周回路を歩いて行く。左手に時々、青い湖水が見える。
その後、ササユリは2か所でしか見かけなかったが、まだ咲き始めの時期だからつぼみだったのだろうと思う。何しろ、道の周囲には笹が沢山生えていて、その中からつぼみのササユリを見つけるのはなかなか厄介なのだ。
1時間ほど歩いて行くと三叉路があった。見上げると上を覆っているのはヤマボウシの木のようだ。
ヤマボウシ
ここは直進。
しばらく進むと、見た目は日当たりが良くて乾燥した場所なのだが、何故かイシモチソウがポツポツと咲いている場所に出た。いつも不思議に思う場所。
イシモチソウ
でも、ここまで来たら目的地はすぐそこなのだ。注意深く細い道の山側を見ながら進むと・・・・
ヤマトキソウ
やっぱりこっちにも咲いていたなって感じ。でも、花の終わった跡もあるから、かなり前から咲き始めていたようだ。ここで、来た道を引き返すことにした。真っすぐ進むと山頂まで登らなければならなくなる。
また、ヤマボウシの咲く三叉路のところに戻り・・・・
ここで左に折れ、ダム湖とは反対方向に進むことにした。この先には小さな湿原と、その先に灌漑用の池があるのだ。
道は緩やかに登って行き、峠を越えてからまた緩やかに下り始めた。
左:ムラサキシキブ? 右:ササユリ
湿原は近い。