今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

兵庫県中部のブナ帯へ  なめこの出始め       2022.10.15.(2)

2022-12-18 22:18:29 | きのこ など

チシオタケ




 渓流の脇のスペースに車を停めて山を登り始める。ここはブナ帯というよりミズナラが主となる山。季節になればなめこも出るのだが、
まだ早いだろう。山はここ数年、ナラ枯れ病が広がって来ていてミズナラの立ち枯れが目立ってきている。





        
        ヒメヒガサヒトヨタケ




 友人がこの山で舞茸を採ったと連絡があったのはこの日より前だったか、後だったか、忘れてしまった。





マスタケ幼菌








斜面の横切る山道から5mくらい上の倒木から小さなきのこが出ているのが見えた。何かなと思って登ってみると、なめこだった。
ちょっとだけ。





イヌセンボンタケ
去年は本当に千本ありそうな群生があったけれど、今回はささやかなもの。














ホコリタケ
まとまって出ていれば、それなりに絵になるかな。













        








チシオタケ








マスタケ
これはもう、食用にはなりそうもない。





        
        スッポンタケ



 昼になったので沢まで降りて、木陰で昼飯を摂ることにした。頭上の木が気になる。
















ほとんど、対生に見えるけれど互生で翼状の葉。フジキかユクノキに見えるが頭上高くにある葉で見分けるのは難しいだろう。
















幹はこんな感じ。



 さて、昼飯を終えて車に戻ることにした。戻る道で・・・・






ナラタケ







チシオタケ






        
        ブナハリタケ
袋一つほど収穫。炊き込みご飯にする積り。



 最後の斜面を下る途中で、往きには気が付かなかった土の急斜面に出ていたきのこ・・・・







10mほど先にあるのだが、何も掴まるところがないので歩いて行って撮るのは危険だ。滑り出したら沢まで落ちるかもしれない。
少し登り返して斜面の逆側にも行ってみたが下る踏ん切りがつかなかった。


 元の場所に戻って撮りなおす。そして拡大。






ナガエノスギタケだろう・・・・



 車まで戻り、去年、ハタケシメジを収穫した辺りをウロウロする。場所は微妙に違ったけれど、発見。





    







ハタケシメジ



帰り道、さらに少し高度を上げて歩いてみたい場所がある。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満を持して、ハタケシメジを収穫にゆく      2022.10.13.(2)

2022-12-17 21:33:07 | きのこ など
        
        ハタケシメジ



 さて、寄り道を終えてハタケシメジのシロに向かう。先週の幼菌が育っているのは間違いないのだが、その姿を見るまではやはり不安なもの。
以前、マル秘のはずの場所なのに、全部、収穫されていたことがあった。それもハサミでだ。このブログを見る人がまだ多かった頃のこと。。。













        




 いま、写真を見て思うのは、木の枝くらいどけてから写せばいいのに!ってこと。でも、この時は収穫することしか考えていなかった。





        







        












 順調に育っていて、思ったより沢山の収穫だ。途中で採るのに飽きて来たけれど、いい加減に収穫すると砂がヒダに入り込んで後が大変。






















ハタケシメジ
この微妙な色の違いは何なんだろうね。日陰のところのものは白っぽいのは間違いないけれど・・・・



  採り終えて帰路に着く。自宅の生け垣の金木犀は今年、二度目の開花が始まっていて微かな芳香に気が付く。












        













 さて、これからが我慢の時間だ。収穫したきのこの下調理。家人は無関心を決め込んでいる。二時間ほどかかったかな・・・・





        







        
        本日の収穫



 腰が痛い。冷蔵庫に入りきらない。ここで家人が登場。友達にあげてもいいかな?


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翌週、採り残したハタケシメジを収穫に行くのだが・・・ コウタケ!      2022.10.13.(1)

2022-12-17 15:09:27 | きのこ など

コウタケ



 翌週、山に採り残したハタケシメジを収穫に行くことにしたのだが、もう1ヶ所、様子を見ておきたい山がある。
どっちに先に行くかで迷ってしまった。ハタケシメジの方はまず、先行者はいない。他方は地元の人が結構、入る山だ。
であれば、ハタケシメジの方は後回しにすることにした。

 この山にはコウタケのシロを4か所ほど知っている。そろそろかなと思って覗いてみると、あっさりと見つかった。でも、これだけ。






ウラベニホテイシメジ
久し振り・・・・






サクラシメジ
どうも、きのこが出始めたのは先週だったようだ。



 さて、山に登って行き他のコウタケのシロもチェックしたのだが、クリフウセンタケが出始めていることを確認しただけ。













    
クリフウセンタケ




 でも、数は少なくて、出始めのものと腐りかけのものが混じっている感じ。イマイチ・・・・






クサウラベニタケ
ホンシメジかなと思ったのだが。。。。


 これで一気にやる気をなくして、ハタケシメジの収穫に向かった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の秋きのこ  ナラ枯れで終わった里山        2022.10.10.

2022-12-16 22:20:16 | きのこ など

ヌメリイグチ




 
 雨が止んだのでいつもの山にきのこの様子を見に行ってきた。車を停めて歩き始めた時にはいろいろ出始めているかなと思ったけれど・・・・






タマゴタケ 老菌







ノウタケ?
オオノウタケかもしれないけれど・・・






斑入りのミズヒキ
毎年、この場所に生えてくる。実はお気に入り。






ヌメリツバタケ
ナラ枯れの倒木に生えてくる。最近まで自宅近くの山では見たことがなかったけれど、ナラ枯れで木が沢山倒れるようになって、
見掛けるようになったように思う。





    
多分、ハタケシメジ
この場所にはハタケシメジとホンシメジのあいのこのようなきのこが出るので・・・・














サクラシメジ
道の脇に僅かに出ていた。



 川沿いの道の感触は良かったけれど、山に登っても何も出ていなかった。ナラ枯れのせいなのか。また、今年もダメなのか。。。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の秋きのこの最初は、ハタケシメジ        2022.10.08.

2022-12-15 21:56:13 | きのこ など






 このところ、きのこの話題がさっぱりだったから、今年の秋のきのこの報告を遅れ馳せながら。。。
今年こそは秋には飯田に行って松茸山を歩き回るぞと思っていたけれど、コロナは兎も角、今年は不作!との連絡があり、遠征は中止。
何だろな、前だったらそれでも行くぞ、という気持ちがあったけれど、コロナもあるしなぁ・・・・、なんて考えていると行く気が失せて来る。

 今年は夏も秋もそこそこ雨が降ったから去年程の不作ではないだろうと思っていたけれど、9月後半になってもきのこの顔は見えず、
10月になってようやく、ハタケシメジが出だした。




    








ハタケシメジ






    





 出始めてはいるのだけれど、まだ出始め。





        










分かるかな・・・・



 斜面を歩いて幼菌を踏みつけるのが怖いので、少しだけ取って幼菌は置いておくことにして、山の様子を見て歩く。






アキチョウジ







ハンショウヅルの花後の綿毛














    
ミカエリソウ







        
        アケボノソウ







    
左:ジイソブ    右:ハダカホウズキ?







        





 山を降りて隣の山の様子を見る。





        

 
立ち枯れのコナラにウスヒラタケは張り付いていた。悲しい風景だ。





    

ハナホウキタケが出だしたら、食菌も出始めるだろう。。。。






        
        収穫  オウギタケが一個だけ出ていたのが、ちょっと笑える。アミタケは何でない?







        
        黒豆の枝豆 



 帰宅後、旬の黒豆の枝豆を茹でてビールで一息。  



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミズナラ林、きのこなし!  ヒナノウスツボ、タニタデ       2022.08.15(3)

2022-08-28 22:52:08 | きのこ など

ツルタケ




 ようやく車を降りて、ミズナラ林にきのこを探しに行く。山は湿っているのだが、まだ気温が高いのか。キノコはあまり出会えない。







カエンタケ
最近のミズナラ林の定番。悲しいことだね。ミズナラの大木が幾つも立ち枯れて、その根元にはカエンタケ。













ヤマジノホトトギス
























苔は分からないな。でも、何とかリウムをしている息子のお土産に、幾つかの種類の苔を剥がして持ち帰った。




 一回りしてきたが、きのこの姿はほとんどなかった。ナラタケとか、出ていたりするかと思ったけれど・・・・、外したかな。
帰り道、水の沁み出している岩壁で・・・・・






        
        ヒナノウスツボ







タニタデ




 それから車に戻り、山を下る。












    







フシグロセンノウ
いつの間にか、秋になったのかな。






マタタビ






ボタンヅル


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県境の尾根を歩き 橙 緑 赤 黄のきのこ    2022.08.12(3)

2022-08-25 22:38:42 | きのこ など

Hygrocybe sp.




 奥ブナの平での休憩を終えて県境の尾根に向かう。かつての記憶ではこの辺りにもヒメベニテングタケは出ていたのだが、今回は不発だ。
苔の中に名前の分からない橙色のきのこが出ていた。この手のきのこは、僕的にはいつも Hygrocybe sp.







まるで小鳥が卵を産み落としていったようだ。






Amanita sp.
ツルタケで良い?










    
不明
見覚えはあるけれど・・・・、何?




 県境のT字路に着いた。左に曲がり県境の尾根をしばらく歩いた。尾根には涼しい風が吹いていてはいたが、きのこも花も見つからず。
避難小屋のあるところから園地への下り道が始まった。その小屋の周りに・・・・





ヒメベニテングタケ幼菌












    







ツルタケ













        
        クサイロハツ




 この辺りから急な下り坂となる。道には木の根が張り出していて、足もとが超危険。躓かないように気を付けて下る。






ミヤマベニイグチ
多分。標高の高いところのイグチは色がとても綺麗だ。











 あっという間に園地まで下ってきた。





        
        熊押しの滝



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥ブナの平のヒメベニテングタケ + α       2022.08.12(2)

2022-08-25 07:24:58 | きのこ など

ヒメベニテングタケ




 ブナの平から奥ブナの平まで、こんなに遠かったかなと思いつつ歩いてきたが、良かった、我慢して歩いてきて・・・・
これまでの経験通り、奥ブナの平にはヒメベニテングタケが良く出るのだ。




        







(冒頭の写真と同じ個体)



 同行の妻はベンチに腰かけてコンビニのおにぎりを食べ始めている。僕は急いでおにぎりを一つだけ食べて、カメラを持って周囲のきのこを探している。





カバイロツルタケ







ヒメベニテングタケ
苔の中にアケボノシュスランが育っていたのは気が付かなかった。。。







ヒビワレシロハツ?
























    
コガネテングタケ






ヒメコナカブリツルタケ






・・・強いて言うなら・・・・、キアシヤマドリタケ
ちょっと、色合いが違うのかな・・・・



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久し振りの岡山森林公園        2022.08.12(1)

2022-08-24 21:08:36 | きのこ など

Amanita sp.
ツルタケと言いたいけれど、違うよね。ここのツルタケはこんなじゃないので・・・



 ここ、岡山県と鳥取県の境になる岡山森林公園です。盆休みの初日は昼からホンゴウソウ探しに出掛け、二日目の今日は猛暑を避けて、
少しでも標高の高いところということで、この公園に来ています。盆の最中とは言え、カレンダーでは平日のせいなのか、新型コロナの第7波の
せいなのか、公園入口に一番近くてトイレもある駐車場がガラガラ。人影もまばらです。








 
 さて、今日は涼みに来ているので、あんまり汗をかかないようにダラダラと登って尾根を歩いてきのこや花の観察をするつもり。さっそく・・・





コケオトギリ?
小さな黄色い花。


 そのまま公園の中に入ってゆくけれど、人影はほとんどなく寂しい限り。しばらく中央の道を歩いて行く途中で、公園内の散策路を書いてある
パンフをもらい忘れてきたことに気が付いた。でも、歩きなれているところだから、まあいいか。

 中央の道を右に折れてたたら場に向かう。そして、緩やかな登りの道を進んで行く。きのこはぽつぽつと出てはいるけれど、地味なものばかり。





カレバキツネタケ





シロウロコツルタケ
これは、以前はフクロツルタケと図鑑に書いてあったようだけど、国内のフクロツルタケは3つに分かれて、フクロツルタケ、シロウロコツルタケ、
アクイロウロコツルタケとなったらしい。でも、いろいろ調べてもこれが見分けるポイントだ!!という情報はなくて、主には変色性なのかな。
かつては致死性の猛毒菌とされていたこともあって、傷つけて変色性を見るのも嫌だから・・・・、シロウロコツルタケにしておく。




        
        クロハツ? 






ヒダがとても疎なのは良いとして、傘の縁が波打つ感じ、変色性も無いような・・・・、あまり長く見てはいなかったけれど、クロハツの仲間にしておく。






沢山出ていた。











 ブナの平に着いてしまった。山に向かう道を間違えたようだ。行きたかったのは奥ブナの平なんだ。もう昼になっているのだが、もう少し歩いて行こう。





クサイロハツ






ツエタケ
立ち枯れの木の脇に出ていた。





ヘビキノコモドキ
幼菌かな











    
ヒメベニテングタケ




 もうすぐ、奥ブナの平に到着するというタイミングで、今日の本命だったヒメベニテングタケに出会えた。













ヒメベニテングタケ



 期待が高まるね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盆休みになった初日 何もしないよりは・・・、ヤグラタケと有馬富士     2022.08.11.

2022-08-13 16:36:51 | きのこ など

ナツズイセン




 今日から盆休み。といっても翌日、12日は自主的に休むことにして、17日までの7連休だ。その初日だから体を休めて疲れを取って‥‥、
ってわけには行かない。そんなことをしていたら、あっという間に1週間は過ぎてしまうのだ。

 昼飯を食べるまでは大人しく自宅でダラダラしていたが早くも限界。庭に出る。2株しか咲かないと嘆いていたナツズイセンは花が終わり、おや?
あらたに3株が花をつけているではないか。それから、今年、植えた5種のギボウシの内の2株目がつぼみをつけていた。





まわりの秋明菊原種に負けずに株を大きくしてほしいけど・・・・



 何かすることはないかな、思いついたのはナツズイセンをうんざりするほど植えこんでいるという公園の探索だ。来年こそは見頃の時期に行かねば。
その下見をしに行くことにした。どう考えても、来年の花の時期に行けば良いことなんだけどねぇ・・・・

 その公園に行く途中の森でちょっとホンゴウソウ探しを。。。。




    



ヒナノシャクジョウ
ヒナは幾つか見つかるのだけど・・・・、ホンゴウソウはそう簡単には見つからないな。それに、どうもイメージ通りの場所に行き当らない。
求めよ、さらば与えられん、とはいかないものだ。



 早々に諦めて車に戻り、公園を目指した。入り口は分かっているのだが中央分離帯があって入れないことに気が付いた。反対側の入り口から入り、
駐車場に車を停めて・・・・、そういえば来る途中に道の上を連絡橋が渡っていたのを思い出して、歩いて行って反対側に移った。

 そらは晴れ渡っていて暑い。帽子を被ってくるのを忘れた。適当に建物のある方に歩いて行くと「三田市に自生しているカザグルマ」を植栽している、
という案内があった。期待して行ってみたがどうやら枯れてしまったようだ。他に園芸種のクレマチスもかつては植えてあったようだが・・・・
公園というのに管理が行き届いていない。でも、広い公園を市に管理しろというのが無理というものだ。




 

ナツズイセンの植栽
とうに見頃は過ぎているが、これなら来年は期待できそうだ。気になるのは咲いていない部分もかなりあること。春には一面に葉が出ていたのだろうか。
春の葉の茂りと開花とはどんな感じなんだろう。ウチの庭では花が咲くのは半分弱。ここはどうなんだろう。



 春にも来てみなければならなくなった。。。。
折角、ここまで来たのだから公園の中を散策することにした。坂を下って行くと森の中には半分干からびたアンズタケ。それとシロハツの類。
それから・・・・、幾つものクロハツらしききのこの乾燥したもの。その幾つかの傘の上に・・・・





ヤグラタケ














老成すると傘の表面が剝げ落ちて胞子を散らす。奇抜な発想を持ったきのこだなぁ・・・・






見ようと思って見れるきのこではないのだが、今回はかなりの数が出ていた。



 そのまま下って行くと大きな池に出た。その池の向こうには有馬富士。





去年、きのこ探しのついでに登ったっけ。山の上からこの池を見たような気がしないが。


 暑いが運動不足なので池を一周することにした。何かに出会うかもしれないし・・・・





アキノタムラソウ






オオニシキソウ



 暑い。へばってきて散歩の老人に追い抜かれた。短パンにトレーニングウェアの老人、サルコペニアには無縁そうだ。




サルスベリ


 何とか車に辿り着いて・・・・、汗を拭いて水分補給。帰路についたが今日は夕立は来ないようだ。帰宅したら庭に水を撒かなきゃならんだろう。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

職場にて 今年はアイタケが豊作??     2022.07.22.

2022-08-01 22:01:14 | きのこ など
        
        アイタケ




 きのこの出方には流行がある。流行と言ってはいけないのかもしれないけれど、気温の推移とか雨の降り方で育つきのこの種類も変わるのだろう。


 今年の勤め先の庭園で目立つのはアイタケ。アイタケは決して珍しいきのこじゃないけれど、あまりまとまって出てくるきのこじゃないよね。





        

でも、今年の此処ではアイタケだけ沢山でている。




 いつもの年だと、この場所のこの季節に出るきのこはキアシヤマドリなんだ。今年も雨が少なくていじけてしまっているんだろう。





        




 雨さえたっぷりと降れば、一斉に出てくるんだろうとは思っているけれど、そのたっぷりがなかなか、期待できない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収穫(ポルチーニとジロール)の下調理とワクチン      2022.07.24.

2022-07-30 10:11:31 | きのこ など
        
        アンズタケ(ジロール)




 前日に収穫したきのこ、ヤマドリタケモドキとアンズタケの下調理をした、というよりして貰った。
勤め先のアンズタケは猛暑、少雨のせいでここ数年不調なので、まとまった量の収穫は久しぶり。アンズタケのオムレツが食べられそうだ。





        
        ヤマドリタケモドキ(ポルチーニ)
ヤマドリタケモドキは車で走っていると、道の脇にポツポツと出ているのが分かるのだが、特に車は停めずに、歩いた山で見つけたものから状態の良いのだけ、
採ってきた。



 以前はヨーロッパではヤマドリタケモドキではなくてヤマドリタケが出ていて、ポルチーニと呼び香り高いきのことして珍重されていると聞いていた。
でも、ヨーロッパ帰りのきのこ好きの人の話を聞くと、あちらでもヤマドリタケとヤマドリタケモドキはどちらも収穫されていて、モドキの方が多いのだとか。
そんな訳でヤマドリタケモドキを敢えてポルチーニと書いておくことにした。

 で、軽く洗って下調理したポルチーニを刻んで干す。





        

ここでもサンルームが活躍。暑い日が続いたせいもあるけれど、良く乾燥できた。いい香りに仕上がった。


 そして、4回目のワクチン接種も無事に。





        

 4回とも全く発熱せず、これで本当に抗体は出来ているんだろうか・・・・



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼食後、さらに一ヶ所、見に行かなければ・・・      2022.07.23.(4)

2022-07-29 22:34:30 | きのこ など






 帰宅後、かなり汗をかいていたが着替えをせずに昼食を済ませた。着替えてシャワーを浴びたいところだったが。。。
食べた後にもう一ヶ所だけ見てきたいところがあったのだ。帰り道に寄り道する手もあったのだが、自宅から帰還命令が出ていたんじゃしょうがない。

 昼飯を終えた後、カメラとコンビニ袋だけ持って目的地に向かう。10分後・・・・・、道端で。。。





ヤマドリタケモドキ
車を停めて、黴が出始めている個体を除いて、収穫。まだ、あまり虫の入っていないしっかりとしたヤマドリタケモドキだった。






キアシヤマドリタケ
食べない・・・・、食べる人もいるらしい。






キタマゴタケ







これは?







アメリカウラベニイロガワリ・・・、で良いかな




 実を言うとアメリカウラベニイロガワリには、あまり縁がないのだ。一つだけ、サンプリングして持ち帰ったが、ずっしりと重いきのこだ。
ヤマドリタケモドキの比ではない。青変性は強いのだが、写真には残っていなかった・・・・

 ここに来たかったのは前週に来た時にはキタマゴタケの姿には出会えなかったから。この場所はこの時期に雨が十分降った後には
キタマゴタケの菌輪に出会えるくらいに沢山出るのだ。







また、タイミングを外しただろうか・・・







いや、結構出ているかも。。。








タマゴテングタケモドキ(アカハテングタケ)の幼菌ではないかか。






??何だこれ、当たり前の典型的なイグチ。





    

何かな・・・・、Boletus なんだろうか。



 車に戻り、ゆっくりと道の左右を眺めながら進んで行く。そして、見つけた。目的のキタマゴタケの菌輪だ。









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰宅途中のヒナノシャクジョウ、ウエマツソウ + きのこ + アクシデント      2022.07.23.(3)

2022-07-28 20:37:50 | きのこ など





 結局、ソライロタケの出始めには出会えたけれど、本命のホンゴウソウの方は駄目だった。探そうとしても難しいので、偶然の出会いに期待するしかないかな・・・
暑くなってきたのでひとまず、自宅に戻ることにした。その途中、いつもの場所に寄ってきのこの発生状態をチェックする。山に通じる道の脇には・・・・












フモトニガイグチ
何で二つずつ出るんだろう・・・・









          
          ベニウスタケ










          
          コビチャニガイグチ
萌黄色?抹茶色?のイグチ。似たものにはオクヤマニガイグチがあるけれど、傘裏の変色性がコビチャを見分ける簡単な方法かな。




 進んでいくと、ウエマツソウやヒナノシャクジョウの場所の脇に来てしまった。ちょっと、その後の様子を見てみようか。
森の中を進んでいく。もうちょっとで目的の場所につく。ザックを降ろして三脚の用意をしながら周囲を見ていた時に気が付いてしまった・・・・・。







倒木の下に何か居る。この紋様は間違いなくあの危険な奴だ。どうしよう、引き返すか、やっつけるか・・・・追い払うか。




    

近くの石を投げつけてみたが外した。次に落ちていた枝で突いてみたが身構えているだけ。こいつの性格は困ったものだ。
逃げることがなくて外敵を察知すると身構えて動かなくなる。



 仕方なく、最初にヒナノシャクジョウの様子を見ることにした。随分、沢山出てきている。












ヒナノシャクジョウ
先に出始めたものでは花が咲き始めているようだ。



 そして、ウエマツソウの様子は・・・・












ウエマツソウ
相変わらず。ちょっと雌花の辺りは大きくなったかな・・・・



 でも、気になる。2mと離れていないところに多分、居座っている奴。






この辺り・・・・






!!



 撤退することにした。山道に戻り・・・・





ウコンハツ






ハイイロオニタケ





          







アカイボカサタケ







ヤマドリタケモドキ



 自宅から帰還命令が飛んできたので、慌てて帰宅。









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒナノシャクジョウとシロソウメンタケ      2022.07.23.(2)

2022-07-27 21:03:38 | きのこ など

シロソウメンタケ




 結局、山道を少し登ることにした。ホンゴウソウを探すという目的からすると下る方が可能性はありそうなのだが、きのこも探そうという気持ちもあって・・・





コクラン



 少し登った道の脇に苔で覆われた集水桝があり、コクランがみつかった。道の脇には整備された側溝は無いが、一応、溝が掘ってあるようで桝の周りは湿り気が多い。
桝の上にしゃがんで見回す。










    
ヒナノシャクジョウ
自宅近くの自生地と比べると数は少なく、柄の先の分枝の数も不規則。多かったり少なかったりしているような気がするのは気のせい?


 集水桝の周囲にもホンゴウソウは見つからなかった。

 諦めて道を下ってゆく。












アカイボカサタケ






ヤマドリタケモドキ幼菌




 下って行くと車を停めた車道の先に出た。車には戻らずに先に進んで散策する。去年、沢山のソライロタケに出会った辺りも歩いてみるが何も出ていない。





多分・・・、ミヤマベニイグチ幼菌





    
アカハツタケ




 そして冒頭のシロソウメンタケ。




















シロソウメンタケ



 これ以上、進んでも日当たりの良い場所に道が続いているだけなので戻ることにした。戻る途中の道の脇の下り斜面・・・・






どう思う?鮮やかな紫色の何か・・・・不自然な紫色。この時期にこれほど鮮やかな色のきのこが出るだろうか・・・・
しばらく考えて、斜面を降りてみた。

やっぱり・・・・・、スポンジでできたボールだった。



 車も戻りつき、傘に傷をつけておいた小さなイグチを見た。










        

やっぱり、クロアザアワタケだったかな。


 汗を拭いて水分補給してから、自宅方面に走った。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする