風の族の祝祭

詩歌の森のなかで、風に吹かれて、詩や短歌や俳句の世界に遊んでいたい。
著作権は石原明に所属します。

6月の短歌

2017-06-28 11:20:46 | 川柳
今月は不調でした。

「短歌研究」7月号

仕入れ値の暴騰愚痴る店主より百円上がりし線香を買ふ →永田和弘選 佳作一首選

「短歌」7月号 は全没でした。
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6月の俳句

2017-06-28 11:13:24 | 俳句
今月は久しぶりに特選一席をとりました。

「俳句」7月号

絮放ちたんぽぽ草に返りけり →岩岡中正選 佳作

「俳句界」7月号

初蝶のメビウスの輪をひと巡り →角川春樹選 特選一席/原和子選 秀逸/古賀雪江選                  坂口緑志選 山田佳乃選 佳作

海鳴や椿の島に椿落つ →大串章選 大牧広選 鈴木しげを選 佳作

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4月・5月の俳句

2017-05-31 13:39:48 | 俳句
4月・5月の投稿結果です。



「俳句α」6・7月号

じやんけんで踏み割りてゆく初氷 →一次予選通過


「俳句界」5月号

影絵遊び誰もが狐になれた夜の →岸本マチ子選 秀逸

鮟鱇の吊られて海を眺めをり →砂糖麻績選 秀逸/坂口緑志選 佳作

探梅や母娘の後を出しやばらず →中西夕紀選 佳作

 

「俳句界」6月号

幽冥の境や蝶の見え隠れ →中西夕紀選 秀逸

紅梅の明かり障子に翳りたり →能村研三選 佳作

引力の糸引くごとし春の雨 →大牧広 岸本マチ子選 佳作

いつしんに花びらとなる蜆蝶 →山田佳乃選 佳作


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4月・5月の短歌

2017-05-31 13:38:33 | 短歌
4月5月の投稿結果です。


「短歌」5月号
孫の手を引いてエスカレーター降りる時「大丈夫だよ」自分にも言う →古谷智子選 佳作


「短歌研究」5月号
零歳で生地離れしデラシネにパッションフラワーの矜持のありや →米川千嘉子選 佳作一首選

「短歌研究」6月号
鶴千羽折り上げさらにもう一羽母鳥折りて千一羽とす →米川千嘉子選 佳作一首選



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「日月宙」第九十三号 春号 20句

2017-05-15 13:15:24 | 俳句
芋平さんの「日月宙」93号春号に「続 地名譚」と題して20句投稿しました。

続 地名譚

見つくしてまた未練湧く花吉野
通天閣の低き大阪霾くもり
陸奥の風白きまで花林檎
白梅や湯島通れば明治の闇
恐山プラスチックの風車
春眠の唐天竺の諸仏かな
逃水や遠き亜米利加黄泉の国
紀州とは御三家の国青実梅
横須賀や異国の軍艦さみだるる
熟田津に女帝ありけり青葉潮
日雷シリアは遠しフクシマも
古稀祝薔薇はベルサイユのばらが良し
秋は奈良釈迦も菩薩も泥鰌髭
逝く秋や明日香に嗤ふましら神
たましひの色なき風や石舞台
中百舌の古墳の群や鵙日和
月天心原宿の猫渋谷の猫
阿弗利加の大地溝帯天高し
小春日やアウシュヴィッツ以後を生き
初日差す富士丹沢をペンキ絵に
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2月・3月の短歌

2017-04-02 14:54:12 | 短歌
2・月3月の投稿結果です。


「短歌」3月号
銀河鉄道は人身事故で不通です車内放送で夢より醒める →沖ななも選 佳作

「短歌」4月号
紫陽花の枯れたる庭に降る雪の隠せぬほどの老いを老いゆく →前川佐重郎・古谷智子佳作


「短歌研究」3月号
冬蝶の開いて閉ずる破れ翅の末期の息のごとくに緩ぶ →高野公彦 佳作一首選

「短歌研究」4月号
魔法解けものみな旧に戻りしにガラスの靴の戻らぬ決意 →米川千嘉子 佳作二首選
待つといふ時間は充実してをりぬガラスの靴を息かけ磨く


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2月・3月の俳句

2017-04-02 14:38:16 | 俳句
2月・3月の投稿結果です。



「俳句α」4・5月号

枯芝や父は脚立のごとく立つ →青柳志解樹 入選


「俳句界」3月号

富士に雪サファリパークに象の糞 →五島高資 佳作

山眠る竜の化石を眠らせて →夏石番矢 佳作

「俳句界」4月号

粉雪に祓はれてゆく獣道 →能村研三 佳作

めでたさや赤子が散らす歌がるた →堀本祐樹 佳作

初夢を掻き分けてくる上司かな →稲畑廣太郎 秀逸/古賀雪江・夏石番矢 佳作




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「日月宙」92号冬号 「飲食譚」20句

2017-03-01 08:30:29 | 俳句
石関芋平さんの「日月宙」に二十句掲載していただきました。

「飲食譚」

浄土にもカレー香るや涅槃西風
ぬる燗のぬるりと馴染む春の月
蕗の薹苦みの滲むまでを噛む
白魚の胃の府のトーテンタンツかな
無残やな絵金の春のどろめ汁
柏餅剥けば赤子の尻となり
暴力のごとくバナナの皮を剥く
汗拭ふまにまに札幌スープカレー
熟柿剥くナイフの指をぬめらせて
天高し地球はアップルパイの午後
マスカット剥けば地球の秋となり
蜜を溜め白き歯を待つ林檎かな
名月や畳鰯の縁焦がす
柚子一片ほどの奢りや澄まし汁
鄙びたる氷柱折り入れロック酒
鰤大根煮汁にアラを解体す
スーパーで購ふ〆の寒仕込み
生き死には生き死にとしておでん酒
一段と啜る音させ晦日蕎麦
去年ふたり今年はひとり晦日蕎麦
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1月の短歌

2017-02-08 13:43:41 | 短歌
1月の投稿結果です。佳作でしたがはじめて4首選となりました。。


「短歌研究」2月号

三陸より伝はりし波動地を揺らし墓石はみな死体のごとし→高野公彦 佳作4首選 
御影より脆き石なり大谷石戦後と云ふは墓まで貧し
カロートの昏きに骨壺数へをり祖父祖母父母あと四人分
改修し草も生えない墓となり蝶も来たらず蜻蛉も来たらず
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1月の俳句

2017-02-08 13:29:15 | 俳句
1月の投稿結果です。今月もイマイチでした。


「俳句界」2月号


寒鰤や刺身包丁すぐなまる      佐久間彗子 佳作

ミルフィーユのごとき地層や天高し  高橋将夫選 佳作

人体図の肝のあたりの火事の跡    角川春樹選 佳作


「俳句α」2・3月号

消滅家族となるやならずや墓洗    一次予選

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