風の族の祝祭

詩歌の森のなかで、風に吹かれて、詩や短歌や俳句の世界に遊んでいたい。
著作権は石原明に所属します。

2月・3月の短歌

2017-04-02 14:54:12 | 短歌
2・月3月の投稿結果です。


「短歌」3月号
銀河鉄道は人身事故で不通です車内放送で夢より醒める →沖ななも選 佳作

「短歌」4月号
紫陽花の枯れたる庭に降る雪の隠せぬほどの老いを老いゆく →前川佐重郎・古谷智子佳作


「短歌研究」3月号
冬蝶の開いて閉ずる破れ翅の末期の息のごとくに緩ぶ →高野公彦 佳作一首選

「短歌研究」4月号
魔法解けものみな旧に戻りしにガラスの靴の戻らぬ決意 →米川千嘉子 佳作二首選
待つといふ時間は充実してをりぬガラスの靴を息かけ磨く


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2月・3月の俳句

2017-04-02 14:38:16 | 俳句
2月・3月の投稿結果です。



「俳句α」4・5月号

枯芝や父は脚立のごとく立つ →青柳志解樹 入選


「俳句界」3月号

富士に雪サファリパークに象の糞 →五島高資 佳作

山眠る竜の化石を眠らせて →夏石番矢 佳作

「俳句界」4月号

粉雪に祓はれてゆく獣道 →能村研三 佳作

めでたさや赤子が散らす歌がるた →堀本祐樹 佳作

初夢を掻き分けてくる上司かな →稲畑廣太郎 秀逸/古賀雪江・夏石番矢 佳作




コメント
この記事をはてなブックマークに追加

「日月宙」92号冬号 「飲食譚」20句

2017-03-01 08:30:29 | 俳句
石関芋平さんの「日月宙」に二十句掲載していただきました。

「飲食譚」

浄土にもカレー香るや涅槃西風
ぬる燗のぬるりと馴染む春の月
蕗の薹苦みの滲むまでを噛む
白魚の胃の府のトーテンタンツかな
無残やな絵金の春のどろめ汁
柏餅剥けば赤子の尻となり
暴力のごとくバナナの皮を剥く
汗拭ふまにまに札幌スープカレー
熟柿剥くナイフの指をぬめらせて
天高し地球はアップルパイの午後
マスカット剥けば地球の秋となり
蜜を溜め白き歯を待つ林檎かな
名月や畳鰯の縁焦がす
柚子一片ほどの奢りや澄まし汁
鄙びたる氷柱折り入れロック酒
鰤大根煮汁にアラを解体す
スーパーで購ふ〆の寒仕込み
生き死には生き死にとしておでん酒
一段と啜る音させ晦日蕎麦
去年ふたり今年はひとり晦日蕎麦
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

1月の短歌

2017-02-08 13:43:41 | 短歌
1月の投稿結果です。佳作でしたがはじめて4首選となりました。。


「短歌研究」2月号

三陸より伝はりし波動地を揺らし墓石はみな死体のごとし→高野公彦 佳作4首選 
御影より脆き石なり大谷石戦後と云ふは墓まで貧し
カロートの昏きに骨壺数へをり祖父祖母父母あと四人分
改修し草も生えない墓となり蝶も来たらず蜻蛉も来たらず
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

1月の俳句

2017-02-08 13:29:15 | 俳句
1月の投稿結果です。今月もイマイチでした。


「俳句界」2月号


寒鰤や刺身包丁すぐなまる      佐久間彗子 佳作

ミルフィーユのごとき地層や天高し  高橋将夫選 佳作

人体図の肝のあたりの火事の跡    角川春樹選 佳作


「俳句α」2・3月号

消滅家族となるやならずや墓洗    一次予選

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

週刊俳句 平成二十九年 新年詠

2017-01-08 11:32:30 | 俳句
「週刊俳句」の平成二十九年正月の新年詠募集に応募してみました。

   若水や南部鉄瓶鉄の音
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

12月の短歌

2017-01-04 14:07:14 | 短歌
12月の投稿結果です。今月も不調でした。

「短歌」1月号

認知症になりても日記を続けたし如何なる修羅の現れくるや  一の関忠人選 佳作


「短歌研究」1月号

かつて我が通勤路でありし道桜紅葉に日暮れの早し  高野公彦選 佳作
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

12月の俳句

2017-01-04 13:58:45 | 俳句
12月の投稿結果です。今月もイマイチでした。

「俳句界」1月号


故郷は面倒多し草虱      鈴木しげを選 秀逸

孤独死はゴミを残して終戦忌  夏石番矢選 佳作



コメント
この記事をはてなブックマークに追加

11月の短歌

2016-12-11 14:43:39 | 短歌
11月の投稿結果です。不調でした。

「短歌」11月号

仲麻呂に早く帰れと言ふやうにスーパームーンは地を離れたり  坂井修一選 佳作


「短歌研究」12月号は年鑑につき投稿欄なし。


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

11月の俳句

2016-12-11 14:25:33 | 俳句
11月の投稿結果です。イマイチでした。

「俳句界」12月号

 兼題「書」

曝書して初めて開く本あまた  高橋将夫選 佳作

 雑詠

ひぐらしや静かに語る恨み言    稲畑廣太郎選 佳作

幼児語になりて載せけり茄子の馬  大牧広選 佳作

コスモスの色みな吹かれやすき色  山田佳乃選 秀逸  西池冬扇選 佳作






コメント
この記事をはてなブックマークに追加