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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

人間関係では無理をしない

2014-12-17 06:19:09 | Weblog
人生の質を決めるのは
「人間関係をよくすることに尽きる」といって、
誰も否定しないでしょう。
人と人とのトラブルも、
ほとんどの場合、
人間関係のまずさからきています。

ですから、
よい人間関係を保つ方法や心構えを書いた本がたくさん売られています。
それだけ、
人間関係に悩んでいる人、
人間関係をうまく取りたいと願っている人が多いということです。

しかし、
この人間関係こそが難しいです。
誰もが周囲の人とうまく関係をもちたい、
誰からも嫌われないようになりたいと考えていますが、
はっきり言ってあり得ないことです。

多くの人は
「周囲の人すべてとうまくいくこと」
「誰とでも円満に付き合えること」を望みますが、
それは可能なのでしょうか?

私たちは聖者でもありません。
自分との波長が合う人もあれば、
そうでない人もいます。
そして、
波長の合わない人に、
無理に合わそうとし、
神経をすり減らします。

同時に、
相手も波長が合わないことを感じて、
お互いに違和感が生じます。

いくら努力をしても、
何も変わらず、
疲れ果て、
挙句の果てに「自分はコミュニケーションがダメ」と
自己嫌悪に陥ります。
どうでしょう?
そんな経験をした人は多いはずです。

そこで、
一つの考え方ですが、
「なんとかうまくやっていこうと神経をすり減らすくらいなら、
その人とは最小限度の付き合いに留め、
新たな出会いを大切にする」
というのはいかがでしょうか。
その方がずっとよい結果が得られるはずです。

「あっ!この人とは合うな」と感じられる人。
一緒にいるとそれだけで楽しく、
気持ちが和んでくる人、できるだけそういう人と
多く交わるようにすればいいのです。
周囲の人とまんべんなくうまく付き合おうとすれば、
常に緊張を強いられることになり、
ストレスは限りなく増してしまいます。

そんなこと言っても、
「組織の人はどうするの?」とお叱りを受けそうですが、
組織でも同じです。
どうしても、波長が合わない人がいたら、
無理に合わせようとするのではなく、
他人に頼むのです。
「私どうしてもあの人苦手だから、
ちょっとこの件であの人に話してくれる」と頼めばいいのです。

「俺は上司だから、組織をまとめなくちゃいけない」
なんて考えているから苦しくなるのです。

困ったことや苦手なことは他人に頼めばいいのです。

人間関係は
、無理をしないで、
できることに集中した方がうまくいきます。
 
私たちは聖者と違って、
自己の敵を愛するのは無理かもしれない。
けれども自分自身の健康と幸福のために少しでも敵を許し、
忘れるようにしよう。
デール・カーネギー


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