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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

青虫理論

2016-02-26 07:15:48 | Weblog
青虫は、
草木の葉をムシャムシャと食べ、
ときには花を枯らしてしまうことがあります。
見た目も醜くて、
人からは嫌がられている害虫です。

一方、
蝶というのは、
ひらひらと優雅に舞って美しい。
葉は食べたりしないで蜜を吸い、
花から花へと飛び回る。
そのとき、
足についたおしべの花粉をめしべに移して受粉を手伝います。

人の役に立つ。
見た目が美しいだけでなく、
行動も美しいのが蝶です。

しかし、
蝶は最初から「蝶」として生まれてくるわけではありません。
みな青虫を経て蝶になります。

人間に置き換えたらどうでしょうか?

最初から優雅に振る舞ったり、
人の役に立てるわけではないようです。
立派な蝶で生まれてくる人はいないようです。
みな醜い青虫からスタートするのです。


最初はみな自分勝手に葉をむさぼります。

売り上げを上げたいとか、
出世したいとか、
年収は1000万円欲しいだとか、
自分のことばかり考えています。

でも必ず壁にぶつかります。
うまくいかないことが起こる。

そして悩み、もがき、苦しみます。
そして、
自分がいろんな人に迷惑をかけ、
助けられていたことに気づきます。

すると、
世の中には自分の力だけではどうにもならないことが
たくさんあることに気づきます。

それならと、
それを受け入れて、
その中で努力するしかないのだと思えるようになってきます。

さらに人の役に立ち、
お世話になった方々に恩返ししなければ
と思えるようになってきます。

肩の力が抜け、
自然体になり、
法華経でいう諸法実相や
よく言われる最善観の考えがわかってきます。

自分が青虫のときは、
失敗を繰りかえすこと、
ジタバタとあがくことが
すごく大切なのです。

そして、
苦しみや悩みが深ければ深いほどに、
気づきの深さも大きいのです。

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