コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

お前は世界一になれる

2021-03-26 07:43:44 | Weblog
独特の口調とキャラクターで人気の小出義雄監督は、
1992年バルセロナオリンピッ ク女子マラソン銀メダル、
1996年アトランタオリンピック女子マラソン銅メダルの
有森裕子選手を指導し、
また2000年シドニーオリンピック女子マラソン金メダルの
高橋尚子選手も指導しました。

有森、高橋選手ともに、
小出監督から指導を受けるまでは、
まったく無名の選手であり、
彼女たちを世界最高のマラソンランナーに育てた
神業的なコーチングは、
「小出マジック」 と呼ばれ、
マラソンの世界を越えて、
その指導法が注目されています。

高橋選手へのコーチングのなかで、
監督は「おまえは世界一になれる」 と、
毎日のように言い続けました。

高橋選手にしてみれば、
365日「おまえは世界一になれる」と
信頼する監督に同じことを言われつづけると、
その可能性を最初は半信半疑に思っていても、
その気になってくるものです。
実際にその口ぐせを使うようになってから、
2ケ月後の名古屋国際駅伝で、
高橋選手は日本最高記録を出しました。

また、
駅伝で自己最高記録を出した後も、
「おまえは1番になれる」
「絶対になれる」
「世界一になれる」
と言いつづけました。
その結果が、
2000年シドニーオリンピック女子マラソンでの金メダルです。

また、
選手に夢をイメージさせ、
実現しようとコーチングするだけではなく、
小出監督自身も自分に夢やイメージを
言い聞かせていたと言います。

中学生の頃から常に
「よーし、俺は日本で誰もやっていないことをやってみせるぞ」と
いう考えがあったそうです。

そして、
「今にきっと世界一の選手と巡り合ってみせるぞ」
と思っていたら、
本当に才能ある選手が近づいてきました。

高い望みを持ち、
いつでも頭のなかに思い描いていると、
いつか現実になるということを
小出監督と両選手の成功が証明しています。
夢を現実にするためには、
ずっとその夢を持ちつづけていなければならないのです。