コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

感情を捨てる

2017-12-22 06:50:46 | Weblog
下手なプライドが自分の足を引っぱります。

物事に迷っているときには、
もっともスピードをロスします。

「どうすればいいのか、わからない…」という悩みは、
建設的な手が一向に打てないからです。

結局、
その仕事はズルズルと先送りにされてしまいます。
こういったケースが生じる原因は
「感情」にあります。

こんな話があります。

上司が部下に、
「AさんとBさんの対談をやるからセッティングしてくれ」
と指示したのに、
何日経つても報告がありません。

「例の件どうしたの?」と聞いたところ、
部下は「相手の連絡先がわからなくて…」と、
頼まれた仕事を放っておいたというのです。

上司は思わず
「そんなことで悩んで立ち止まってないで、
俺に相談すればいいじゃないか」
と叱咤したそうです。

この部下は、
どうしてこんな他愛もない場面で
ムダに悩んでいるのでしょうか?

ネット検索や、
電話帳で調べたりして、
色々方法を試した上でもラチがあかなければ、
上司に相談する。
この場合の解決法はこれでしょう。

こんなとき、
実は当人に「相談する勇気」がないために
事態が打開できない場合が多いのです。

彼のプライドが
「こんなことを相談したら、バ力だと思われる」
と縮こまってしまっているのです。

このケースでは、
「一人前じゃないと上司に思われたくない」
といった思いが、
彼の解決への行動を阻んでいました。

このように、
多くの人は悩む必要のないところで悩んでいます。

上司や取引先など、
誰かに率直にぶつかることが解決策のときに、
自分のプライドにしがみつき思考が固まってしまっています。

その間、
仕事は1ミリも前に進んでいません。
こういったムダな悩みから
いち早く脱出するためには、
いらぬ感情をすれることです。」

自分がどんなミッションを果たしたいのか、
それを鮮やかに頭の中で思い浮かべてください。
そうすれば、
目の前の自分の悩みがいかに馬鹿げているかに気づくことができます。

上司にバ力だと思われても、
あるいは叱責されたとしても、
自分の望む結果を出すことに照準を定められれば、
それは大した問題ではありません。

現状を打開し、
次の一歩に進むことこそが
優先すべきことだとわかるはずです。

そうやって、
自分の小さなプライドを次々と超えていくことです。