皆さん こんにちは
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今日は私は尊敬する志賀内泰弘氏から聞いた話ですが
(プチ紳士を探せ!運動代表)
こんなところにもありましたので抜粋します。
人生を物語っていると思います。
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「成功」と「失敗」の法則(抜粋)
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「成功」と「失敗」の法則
著 稲盛和夫 致知出版
心が決める地獄・極楽
■利己の心と利他の心
私たちは日々生活していく中で、どうしても損得や勝ち負けにこ
だわった行動をとってしまいがちです。つまり、利己にとらわれ、
つい自分のことだけを考えてしまうのです。
しかし、そのような心を持った人ばかりでは、最近の日本のよう
にいくら豊かになっても世相は荒れたものになってしまいます。
ですから、私は世直しのためにも「利己にとらわれることなく、
自己犠牲を払ってでも相手に尽くそうという利他の心を大切にし
ていこうではありませんか」と言い続けているのです。
この思いやる心、利他の心がいかに大切かを分かり易く説いた仏
教の教えがありますので、ご紹介させていただきます。これは私
が信徒総代を務める京都の円福寺のご老師から教えていただいた
話です。
お寺の修行僧である雲水が老師に聞きました。
「あの世には地獄も極楽もあると言われますが、本当にあるので
しょうか。
また、地獄があるとすれば、そこはどんなところでしょうか」
老師はこう答えました。
「もちろん、あの世には地獄も極楽もある。もっとも、お前が思
っているどの違いはない。外見上は地獄と極楽はまったく同じだ。
違っているのは、そこに住んでいる人の心だけなんだよ。地獄に
は自分のことしか考えない己的な人が住んでおり、極楽には思い
やりにあふれた利他の心を持っている人が住んでいる」
雲水はさらに尋ねました。
「心が違うというだけで、なぜ地獄と極楽に分かれるのでしょう
か」
これに対し、老師は次のような例え話をして聞かせたというので
す。
■思いやりがつくる素晴らしい世界
厳しい修行に明け暮れる雲水にとり、うどんは一番のごちそうな
のですが、部屋の真ん中に置いている大きな釜に、おいしいうど
んが煮えていて、つけ汁も置いてあるとします。
ただ、食べ方のルールは決まっていて、一メートルくらいの長い
箸で、しかもその端を持って食べなければなりません。地獄も極
楽も、ここまではまったく同じなのです。
つまり、釜の大きさも、釜を囲んでいる人数も一緒で、そこにい
る人の心だけが違っているのです。
「どういうことが起こるか、想像してみなさい」
と老師は問い返しました。
お腹が空いているときにおいしそうなうどんを目の前にして「さ
あ、みんな食べてもいいよ」と言われれば、一体どんなことが起
こるのでしょうか。
地獄では、その一メートルの箸でうどんをつかむが早いか、自分
の側にあるつけ汁につける。つけるけれども、箸が長すぎて自分
の口には入らない。
反対側からは、こいつに食われてたまるかというので、人の取っ
たうどんを箸で引っ張る。こうして阿鼻叫喚の図が出現する。釜
の周辺にはせっかくのうどんが飛び散って、結局、誰も一ロも食
べることができず、人は餓鬼道に走ってしまう。
ところが、極楽には思いやりにあふれた人たちだけが住んでいま
す。ですから、そこでは「うどんができましたよ。みなさん、一
緒に食べましょう」「それでは頂戴します」と言うと、箸で釜の
中のうどんを取り、つけ汁につけて、「はい、あなたからどうぞ」
と箸を伸ばして向こう側の人に食べさせてあげる。
前に座っている人も、「ああ、おいしゅうございました。今度は
あなたがどうぞ」と言って、その人にうどんを取ってあげる。う
どんは少しもこぼれないし、誰もが穏やかに食べることができる。
そして、人々は手を合わせて感謝しながら食べている。
「これこそが極楽なんだよ。しかし、外見は地獄と何も変わらな
い」と、老師は雲水に教えるのです。
この話が示唆しているように、心のあり方次第で現実の世界に極
楽も地獄も出現するのです。
私たちが暮らす現代の社会が、自分よりまず相手のことを思いや
る、優しい心に満ちた人々であふれる素晴らしい社会となること
を心から願っています。
教育・コーチング話題は
⇒ http://www.katch.ne.jp/~k-kami/
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(プチ紳士を探せ!運動代表)
こんなところにもありましたので抜粋します。
人生を物語っていると思います。
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著 稲盛和夫 致知出版
心が決める地獄・極楽
■利己の心と利他の心
私たちは日々生活していく中で、どうしても損得や勝ち負けにこ
だわった行動をとってしまいがちです。つまり、利己にとらわれ、
つい自分のことだけを考えてしまうのです。
しかし、そのような心を持った人ばかりでは、最近の日本のよう
にいくら豊かになっても世相は荒れたものになってしまいます。
ですから、私は世直しのためにも「利己にとらわれることなく、
自己犠牲を払ってでも相手に尽くそうという利他の心を大切にし
ていこうではありませんか」と言い続けているのです。
この思いやる心、利他の心がいかに大切かを分かり易く説いた仏
教の教えがありますので、ご紹介させていただきます。これは私
が信徒総代を務める京都の円福寺のご老師から教えていただいた
話です。
お寺の修行僧である雲水が老師に聞きました。
「あの世には地獄も極楽もあると言われますが、本当にあるので
しょうか。
また、地獄があるとすれば、そこはどんなところでしょうか」
老師はこう答えました。
「もちろん、あの世には地獄も極楽もある。もっとも、お前が思
っているどの違いはない。外見上は地獄と極楽はまったく同じだ。
違っているのは、そこに住んでいる人の心だけなんだよ。地獄に
は自分のことしか考えない己的な人が住んでおり、極楽には思い
やりにあふれた利他の心を持っている人が住んでいる」
雲水はさらに尋ねました。
「心が違うというだけで、なぜ地獄と極楽に分かれるのでしょう
か」
これに対し、老師は次のような例え話をして聞かせたというので
す。
■思いやりがつくる素晴らしい世界
厳しい修行に明け暮れる雲水にとり、うどんは一番のごちそうな
のですが、部屋の真ん中に置いている大きな釜に、おいしいうど
んが煮えていて、つけ汁も置いてあるとします。
ただ、食べ方のルールは決まっていて、一メートルくらいの長い
箸で、しかもその端を持って食べなければなりません。地獄も極
楽も、ここまではまったく同じなのです。
つまり、釜の大きさも、釜を囲んでいる人数も一緒で、そこにい
る人の心だけが違っているのです。
「どういうことが起こるか、想像してみなさい」
と老師は問い返しました。
お腹が空いているときにおいしそうなうどんを目の前にして「さ
あ、みんな食べてもいいよ」と言われれば、一体どんなことが起
こるのでしょうか。
地獄では、その一メートルの箸でうどんをつかむが早いか、自分
の側にあるつけ汁につける。つけるけれども、箸が長すぎて自分
の口には入らない。
反対側からは、こいつに食われてたまるかというので、人の取っ
たうどんを箸で引っ張る。こうして阿鼻叫喚の図が出現する。釜
の周辺にはせっかくのうどんが飛び散って、結局、誰も一ロも食
べることができず、人は餓鬼道に走ってしまう。
ところが、極楽には思いやりにあふれた人たちだけが住んでいま
す。ですから、そこでは「うどんができましたよ。みなさん、一
緒に食べましょう」「それでは頂戴します」と言うと、箸で釜の
中のうどんを取り、つけ汁につけて、「はい、あなたからどうぞ」
と箸を伸ばして向こう側の人に食べさせてあげる。
前に座っている人も、「ああ、おいしゅうございました。今度は
あなたがどうぞ」と言って、その人にうどんを取ってあげる。う
どんは少しもこぼれないし、誰もが穏やかに食べることができる。
そして、人々は手を合わせて感謝しながら食べている。
「これこそが極楽なんだよ。しかし、外見は地獄と何も変わらな
い」と、老師は雲水に教えるのです。
この話が示唆しているように、心のあり方次第で現実の世界に極
楽も地獄も出現するのです。
私たちが暮らす現代の社会が、自分よりまず相手のことを思いや
る、優しい心に満ちた人々であふれる素晴らしい社会となること
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