今日は上淀(かみよど)白鳳の丘展示館と上淀廃寺跡を見学。
上淀廃寺跡は国指定の史跡で、飛鳥時代後期(白鳳期)に建立された古代寺院跡である。
展示館はそのガイダンス施設で、出土した仏教壁画片・仏像片などが展示され、当時の金堂内部を仏像・壁画とともに再現した展示室もある。
七世紀末、巨額の費用をかけて地方にまで壮麗な仏教寺院が建立されていたことに驚く。
その信仰心は、飢饉・疫禍・自然災害など現世が悲惨と苦痛に満ちていたゆえに、人々が仏の存在を信じ、後世の安楽を求めたことによるのだろうと思った。
翻って現代の日本人は、信仰を持たず心の拠り所が失われているのかもしれない、古代人と比べて本当に幸せといえるのか、と考えずにいられなかった。
上淀廃寺跡は国指定の史跡で、飛鳥時代後期(白鳳期)に建立された古代寺院跡である。
展示館はそのガイダンス施設で、出土した仏教壁画片・仏像片などが展示され、当時の金堂内部を仏像・壁画とともに再現した展示室もある。
七世紀末、巨額の費用をかけて地方にまで壮麗な仏教寺院が建立されていたことに驚く。
その信仰心は、飢饉・疫禍・自然災害など現世が悲惨と苦痛に満ちていたゆえに、人々が仏の存在を信じ、後世の安楽を求めたことによるのだろうと思った。
翻って現代の日本人は、信仰を持たず心の拠り所が失われているのかもしれない、古代人と比べて本当に幸せといえるのか、と考えずにいられなかった。