よく晴れた日曜日の朝、旧友のお墓参りに行った。
昨年もこの時期にそうしたが、未だに彼が亡くなったことが信じられず、いつかどこかでひょっこり会えそうな気がしてならない。
冷たい墓石に彼の名前が刻まれているのを見てようやく、現実の出来事としては彼はこの世の人ではなくなり、もう連絡することも会って話すこともあり得ないことを悟る。
彼が生きている間に、せめて彼が喜んでくれるようなことをしておきたかったと悔やみつつ、甲斐のないことかもしれないが、墓前に膝をつきお線香を上げ、清水と花を供える。
友が逝き三年が過ぎぬされどわが胸の疼きは絶ゆるときなし
故郷に帰れば友の墓に参り過去の不義理を懺悔してをり
後悔の多かるなかに今一度君に会はざるわきて悲しき
墓参の後、昨年と同じように荒川の土手に出て、はるか遠くの富士を眺めた。
中学生の頃、彼と共に荒川河川敷の秋ヶ瀬公園で遊んだことを思い出した。
昨年もこの時期にそうしたが、未だに彼が亡くなったことが信じられず、いつかどこかでひょっこり会えそうな気がしてならない。
冷たい墓石に彼の名前が刻まれているのを見てようやく、現実の出来事としては彼はこの世の人ではなくなり、もう連絡することも会って話すこともあり得ないことを悟る。
彼が生きている間に、せめて彼が喜んでくれるようなことをしておきたかったと悔やみつつ、甲斐のないことかもしれないが、墓前に膝をつきお線香を上げ、清水と花を供える。
友が逝き三年が過ぎぬされどわが胸の疼きは絶ゆるときなし
故郷に帰れば友の墓に参り過去の不義理を懺悔してをり
後悔の多かるなかに今一度君に会はざるわきて悲しき
墓参の後、昨年と同じように荒川の土手に出て、はるか遠くの富士を眺めた。
中学生の頃、彼と共に荒川河川敷の秋ヶ瀬公園で遊んだことを思い出した。