夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

カウントダウン

2014-01-09 21:38:03 | 日記
センター試験まで残り10日を切った。
この時期は、センター対策の補習授業をしていても、生徒の集中力と緊張感がすさまじく高まっているので、こちらを見る目つきが怖い。

今日教えたことが、本番で役立つかもしれない。
そう思うと、授業の予習にも力が入る。ふだんも決して授業の準備をおろそかにしているわけではないが、いつもよりよく調べ、考えざるを得ない。
どうすれば、もっと効果的に教えられるか。
“More effective!”ということが、このところ、私の頭によく浮かぶ。

入試直前の時期は、とにかく教える分量を減らし、重要ポイントを率直に、力をこめて教えることが何よりも大切だと思う。
そして、知識や技術を教えるだけでなく、生徒を叱咤激励し、受験に向かう気持ちを高めていくことも。

考えてみれば、理系の生徒たちとは、センター試験が終わったら、授業で教える機会はほぼもうなくなる。残された日々を大切に過ごしたい。