おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

イタリアン・レストラン DA OLMO

2017年11月09日 | お出かけ
昨日、お顔のファンデーションがなくなったので
化粧品メーカーのカウンターへ立ち寄りました。
ついでにお肌診断をしてくれるというのでお願いすると
肌のキメが整い、ハリもあるとの診断結果。
ちゃんとお手入れされているんですね、と問われ
ちゃんとしたお手入れってなんだろう…と自問自答。
実は最近、熱燗の余りを顔にパシャパシャ叩きつけ
皮膚科でもらった保湿クリームに
日本蜜蜂の蜂蜜を混ぜて塗っているだけなんです。
それでこの診断結果。
高級な化粧品は必要ないと悟ってしまいました(笑)
若い頃は化粧品に大枚をはたきまくりまして
ブツブツが出たと言っては
ジプシーのようにあらゆるメーカーを彷徨い
30代前半には酷い肌状態だったんです。
そんな折、たまたま取材で訪れた皮膚科の先生が
「それ化粧品かぶれじゃないかな」と
私の顔をまじまじと見つめて言うではありませんか。
見るに見かねたのか
保存料に頼らない使い切りのドクターズコスメを薦めてくれました。
それまで使っていた化粧品から切り替えたところ
嘘のようにお肌の状態が回復。
長年、肌が弱い弱いと思っておりましたが
弱いというよりは不必要なものに反応する
正常なお肌だったんですね。
それからと言うものどんどん引き算美容になり
今では先ほど述べたようなものしか塗ってません。
お金がかからなくていいわ♪

思えば風邪もひかないし
アレルギーもないし(アニサキス以外)
目も歯も胃腸も丈夫。肝臓は知りません。
その点ではお金のかからない人生です。
しかし…お金が一向にたまらないのはなぜ?
それどころか湯水のように流れ出ていく。
答えは簡単。
飲み食いに費やす予算が半端ないから!



ということで本題に移ります(笑)


まだ暑いさなかの上・京・物・語。
飲みたくないお酒は飲みたくないと言う
当たり前すぎる理由でお店選びをし
虎ノ門のダ・オルモさんへ伺いました。

まずはビールで喉を潤しまして
メニューにじっくり目を通します。
サービスの女性が非常に感じよく
「色々召し上がりたいなら
ポーションの調整をいたしますよ」
とありがたいお言葉をかけてくれました。
しかし、調整しなくてもレギュラーで大丈夫です(笑)



アンティパストミスト
上から時計回りにポルチーニのアランチーニ
エビとしらすのオムレツ
熟成したメイチダイ
藁燻製の鴨
生ハムを入れたそば粉の何とかかんとか(イタリアの郷土料理です)

どれもいい塩梅でワインを呼ぶ味わい。
鴨は火入れも香りも絶品でした。



白ワインをグラスで



熟成但馬牛のボロネーゼスパゲティ

どこか懐かしい味わいです。
イタリア人にとってマンマの味わいなのかな?



赤はボトルでね♪

ここからは赤を呼ぶメニューが続きます。


カネーデルリ プレサーティ

硬くなったパンを再利用した料理です。
パルミジャーノで塩分と旨味をプラスし
押し焼きした感じ。
日本で言うならば焼きおにぎりかな?
イタリアのパンはフォカッチャ以外
そのままだと非常に味気ないですが
マンマの知恵が注入さればご馳走に早変わり。
パンに塩をほとんど加えないのも
こうした汎用性を狙ってのことなのかも。
勝手に納得。



短角牛レバーのフリット

これはワイン泥棒ですよ♪
ヘモグロビンを感じるも臭みは無し。
凝縮されたレバーの旨味とモワッと感が
サクサクの衣に閉じ込められまして
歯で開封すると口いっぱいに広がります。



マンガリッツァ豚のロースト

ハンガリーの国宝に指定されている
マンガリッツァ豚。
モフモフ?と言うか
ボサボサな毛並みで知られていますね。
美しい赤身部分を
タンパク質変性温度ギリギリラインで焼成。
…したに違いない。
旨味の権化がお皿に横たわっているような状態です。
噛み締めるとほとばしるアミノ酸。
そして歯切れの良さが素晴らしい。
いいものいただきました。合掌。


赤を一本飲み干して
そろそろ締めに入りたいところで
見上げればそこにはレヴィ。



この棚の横に私を座らせるのは危険ですよ(笑)

レヴィをじーっと見つめていると
ソムリエさんの目がキラリと光りました。




レヴィの本

「どうぞご覧ください」とニコニコ顔。
ソムリエさんも大のレヴィファンらしいです^^
本だけ眺めて帰るわけにはいかないので



ハーブ入り

何のハーブだったか忘れましたが
清涼感があって食後には最適な余韻です。
ソムリエさんのレヴィ愛に耳を傾けながら
いい気分で夜は更けたのでした。


東京は何かにつけて競争が激しいから
生き残りをかけて皆必死。
飲食業界は最たるものでしょう。
だからこうした佳店が生まれるんですね。
お料理とワインのセレクトはもちろんのこと
付かず離れずの接客がとにかく心地よい。
いいお店でした。ご馳走様です!
またきっとお邪魔します。



イタリアン・レストラン ダ・オルモ





2 コメント

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Unknown (大盛)
2017-11-10 14:55:52
行かれましたね。
ここ、スペシャルなワインをバンバン開けてくれるのでバイザグラスで頼むのもおすすめです!
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Unknown (mie)
2017-11-13 18:37:04
大盛ちゃん、いいお店だったよ〜。
お料理もワインも接客も抜群でしたわ^^
バイザグラス、いいねぇ。
飲むペースが早いから、つい面倒くさくてボトルを頼んでしまうけど、今度はお料理ごとに合わせてもらおうかな♪
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