昨日、友人との会食があり
その場で友人が
「mieさんの書く文章、好きだよ」
と言ってくれました。
ううっ…うううっ
泣いていいですか…(号泣)
もったいないお言葉、嬉しい限り。
失笑・苦笑も大歓迎。
私のブログで「ンフッ」でも「ハッ」でもいいから
ひと笑いしていただくことができたら本望です。
励みになります!
大盛ちゃん、ありがとヨォ〜!
さて、久々にお出かけのお話です。
淑女会の備忘録を順に書く覚悟をしておったのですが
他の誰でもない、自分の決意の重圧に押しつぶされ
書くのが面倒くさくなっていた今日この頃。
気が向いた時に頭に浮かんだことを書こう…
そうでなければ長続きしない(もう10年以上細々とやっとります)
と考え直して昨年の記憶を引っ張り出すことにしました。
クリスマスイブは新規オープンするお寿司屋さんの内覧会(美味しい取材でした^^)。
クリスマスは西尾の農家さんで大豆収穫の取材
26日は豊橋の大規模工場のリクルート取材2件
27日は3日間移動と取材で何も書けなかったので書く準備で終了…
ようやく自分の時間ができたのが大晦日を目前に控えた28日。
お客様たちは仕事納めをなさって
フリーランスの私めが
悪あがきしてもどうしようもないタイミングゆえ
クリスマスでもない年越しでもない
なんでもないような夜ですが
豊橋のフラスカティさんへお邪魔してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9e/580dab78e0b0a04abadb8653dcaf5341.jpg)
ホテルアソシア豊橋から望む故郷の景色
ディナー後に岩倉へ帰る気力も体力も残っていないだろうと
お値打ちプランで宿泊することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f9/115f0ee314b1b88ab61780f9794562f2.jpg)
暮れなずむ夕日を眺めてお店へGO!
お邪魔するとシェフとマダムが笑顔でお出迎えしてくれました。
ああ…ホッとする。
この街にまだ私の居場所があるんだって感じがして。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/ce/b06abbd86080d719cd7f3c11c384bd13.jpg)
フレッシュな蕪とシェフお手製のカラスミ、イタリアのセミハードチーズとともに
カラスミのねっとり感がたまりません!
旨味が歯に絡みつき(美味なる表現ではないが汗)
いつまでも口腔内を磯の香が席巻。
美味しすぎてフォークが止まってしまいます。
これはガツガツ食べるものではないと
小さなお皿に移していただき、最後まで時を共にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d3/9c98003d5f06eedafce0b4f61d811ff7.jpg)
西浦港直送のアンティパストミスト
これをいただかなければ帰れません!
帰れと言われてもテーブルにしがみつきますよ。ええ。
海の子が海無しタウンに住んでおりますゆえ
喉から手、どころか肩甲骨まで飛び出るほど
食べたくて仕方のなかった一皿です。
もしかしたら竜宮城ってこういうことなのかもしれない…と
訳のわからないことを考えながら
逸る気持ちを抑えてゆっくり頂戴しました。
鰯が旨い!蛸も海老も鮃も最高だ!
ゼエゼエ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/82/f067a7b73c3ca0cdfdd884425dda4896.jpg)
セロリと猪のラグーのリガトーニ
だったかな?
炸裂するラグーの旨味が
リガトーニの溝に引っかかりまくり
お口の中が幸せに満たされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/74/615af57ea8bd62b9cc6f7e8cdc66d4f9.jpg)
トリュフとポルチーニのノルチア風
こちらも秋と冬の定番パスタ。
バターに移った芳香がたまりません。
トリュフもお飾りではなく
この場に居る正当な理由を主張してきます。
美味しいなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b5/472f5b141a8c742df1b781a929e50ea6.jpg)
短角牛の炭火焼き
牛肉にさほど愛のない私ですが
こちらのお肉は選択から外せないのです。
少ない経験値ながら
日本一美味しい牛肉であり
素晴らしい調理技術だと思います。
信頼できる方から仕入れ
適切な手当がなされ
提供するタイミングを見計らい
肉を焼くためにタイムリーな炭おこしをし
然るべく塩をほどこし
厳しい目と熟練の技術で焼き上げる。
そして肉を引き立てる付け合わせにも
一切手を抜かない。
これら全てが漏れなく整い
私の目の前にやってくる。
ドラマだ…
噛むほどに旨味が溢れ出て
短調さが微塵もないのです。
記憶を反芻し、ただいま垂涎しております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d8/be82afb3ff9902059a66cfcac0ac9465.jpg)
素朴な焼き菓子(トルタなんとか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/7f/e95e9ef16c0baa7e5922f3ff024200fc.jpg)
落花生のジェラート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/79/91ddf34b16c0a17fc9b01d1477c9f0ed.jpg)
グラッパ
幸せの極みでございました。
萎んだ心身に入魂された感じです。
まさに「力メシ」。
出産前に妊婦さんが食べにくるというのも
深く深くうなずけます。
シェフの人生と魂がうんと込められたお料理の数々…
私はフラスカティが大好きです!アモーレ!
実は先日、名古屋の「ヴィチーノ」さんへお邪魔したのですが
なんとシェフはフラスカティの榊原さんに師事したんですって。
「とてつもなく美味しい」という共通点は見出せるのですが
方向性はあまりリンクするものが無いなぁ…
と思っていたら
ヴィチーノのシェフ・ケンさんいわく
「榊原さんの料理は真似できるものではありません。
ボクばボクのやり方でイタリアンを極めようと思いました」と。
なるほど!
スピリットはしっかり受け継ぎつつも
自分の道を切り開いて進んでいらっしゃるのですね。
その話をお伺いし、感動して涙が出てきました(無駄に涙もろい今日この頃)。
お二方とも素晴らしい人柄、そして素晴らしいお料理。
エピソードをお聞きして
ますます両店が好きになった次第です。
思わず熱がこもり
長々と書いてしまいましたね^^;
最後までご高覧ありがとうございました!
その場で友人が
「mieさんの書く文章、好きだよ」
と言ってくれました。
ううっ…うううっ
泣いていいですか…(号泣)
もったいないお言葉、嬉しい限り。
失笑・苦笑も大歓迎。
私のブログで「ンフッ」でも「ハッ」でもいいから
ひと笑いしていただくことができたら本望です。
励みになります!
大盛ちゃん、ありがとヨォ〜!
さて、久々にお出かけのお話です。
淑女会の備忘録を順に書く覚悟をしておったのですが
他の誰でもない、自分の決意の重圧に押しつぶされ
書くのが面倒くさくなっていた今日この頃。
気が向いた時に頭に浮かんだことを書こう…
そうでなければ長続きしない(もう10年以上細々とやっとります)
と考え直して昨年の記憶を引っ張り出すことにしました。
クリスマスイブは新規オープンするお寿司屋さんの内覧会(美味しい取材でした^^)。
クリスマスは西尾の農家さんで大豆収穫の取材
26日は豊橋の大規模工場のリクルート取材2件
27日は3日間移動と取材で何も書けなかったので書く準備で終了…
ようやく自分の時間ができたのが大晦日を目前に控えた28日。
お客様たちは仕事納めをなさって
フリーランスの私めが
悪あがきしてもどうしようもないタイミングゆえ
クリスマスでもない年越しでもない
なんでもないような夜ですが
豊橋のフラスカティさんへお邪魔してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9e/580dab78e0b0a04abadb8653dcaf5341.jpg)
ホテルアソシア豊橋から望む故郷の景色
ディナー後に岩倉へ帰る気力も体力も残っていないだろうと
お値打ちプランで宿泊することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f9/115f0ee314b1b88ab61780f9794562f2.jpg)
暮れなずむ夕日を眺めてお店へGO!
お邪魔するとシェフとマダムが笑顔でお出迎えしてくれました。
ああ…ホッとする。
この街にまだ私の居場所があるんだって感じがして。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/ce/b06abbd86080d719cd7f3c11c384bd13.jpg)
フレッシュな蕪とシェフお手製のカラスミ、イタリアのセミハードチーズとともに
カラスミのねっとり感がたまりません!
旨味が歯に絡みつき(美味なる表現ではないが汗)
いつまでも口腔内を磯の香が席巻。
美味しすぎてフォークが止まってしまいます。
これはガツガツ食べるものではないと
小さなお皿に移していただき、最後まで時を共にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d3/9c98003d5f06eedafce0b4f61d811ff7.jpg)
西浦港直送のアンティパストミスト
これをいただかなければ帰れません!
帰れと言われてもテーブルにしがみつきますよ。ええ。
海の子が海無しタウンに住んでおりますゆえ
喉から手、どころか肩甲骨まで飛び出るほど
食べたくて仕方のなかった一皿です。
もしかしたら竜宮城ってこういうことなのかもしれない…と
訳のわからないことを考えながら
逸る気持ちを抑えてゆっくり頂戴しました。
鰯が旨い!蛸も海老も鮃も最高だ!
ゼエゼエ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/82/f067a7b73c3ca0cdfdd884425dda4896.jpg)
セロリと猪のラグーのリガトーニ
だったかな?
炸裂するラグーの旨味が
リガトーニの溝に引っかかりまくり
お口の中が幸せに満たされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/74/615af57ea8bd62b9cc6f7e8cdc66d4f9.jpg)
トリュフとポルチーニのノルチア風
こちらも秋と冬の定番パスタ。
バターに移った芳香がたまりません。
トリュフもお飾りではなく
この場に居る正当な理由を主張してきます。
美味しいなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b5/472f5b141a8c742df1b781a929e50ea6.jpg)
短角牛の炭火焼き
牛肉にさほど愛のない私ですが
こちらのお肉は選択から外せないのです。
少ない経験値ながら
日本一美味しい牛肉であり
素晴らしい調理技術だと思います。
信頼できる方から仕入れ
適切な手当がなされ
提供するタイミングを見計らい
肉を焼くためにタイムリーな炭おこしをし
然るべく塩をほどこし
厳しい目と熟練の技術で焼き上げる。
そして肉を引き立てる付け合わせにも
一切手を抜かない。
これら全てが漏れなく整い
私の目の前にやってくる。
ドラマだ…
噛むほどに旨味が溢れ出て
短調さが微塵もないのです。
記憶を反芻し、ただいま垂涎しております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d8/be82afb3ff9902059a66cfcac0ac9465.jpg)
素朴な焼き菓子(トルタなんとか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/7f/e95e9ef16c0baa7e5922f3ff024200fc.jpg)
落花生のジェラート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/79/91ddf34b16c0a17fc9b01d1477c9f0ed.jpg)
グラッパ
幸せの極みでございました。
萎んだ心身に入魂された感じです。
まさに「力メシ」。
出産前に妊婦さんが食べにくるというのも
深く深くうなずけます。
シェフの人生と魂がうんと込められたお料理の数々…
私はフラスカティが大好きです!アモーレ!
実は先日、名古屋の「ヴィチーノ」さんへお邪魔したのですが
なんとシェフはフラスカティの榊原さんに師事したんですって。
「とてつもなく美味しい」という共通点は見出せるのですが
方向性はあまりリンクするものが無いなぁ…
と思っていたら
ヴィチーノのシェフ・ケンさんいわく
「榊原さんの料理は真似できるものではありません。
ボクばボクのやり方でイタリアンを極めようと思いました」と。
なるほど!
スピリットはしっかり受け継ぎつつも
自分の道を切り開いて進んでいらっしゃるのですね。
その話をお伺いし、感動して涙が出てきました(無駄に涙もろい今日この頃)。
お二方とも素晴らしい人柄、そして素晴らしいお料理。
エピソードをお聞きして
ますます両店が好きになった次第です。
思わず熱がこもり
長々と書いてしまいましたね^^;
最後までご高覧ありがとうございました!
ケンちゃんフラスカティさんで修行したんですね~
小野田さんといい、みえさんといい、名シェフは豊橋に縁がある人が多いですね。
あ、そうだ。今年も潮干狩り行きますよね?
そうそう、ヴィチーノのケンさん、フラスカティで修行していた蒲郡人。ちなみに奥様は豊橋人。三河人が名古屋の食業界を席巻する日も近い…のか?
潮干狩り行こう!去年破れた胴長は捨てちゃったから、新調しなくちゃ♪