昨日とうとう梅雨入り宣言が出されました。
キツめのくせ毛を持つ私めには
憂鬱な季節到来です。
この歳になってだいぶ開き直ってしまい
昨今はくせ毛風のパーマを装い
クセを隠さぬまま外出したりしております。
だってブローしても外に出れば一気に収縮が始まるんですもの。
波打ち際で砂の城を必死に築城するかのごとく
骨折り損のくたびれもうけ。
こうした作業に割く時間を勿体なく思えるようになっては
女も終わりでしょうか・・・
女が終わる前に梅雨が終わって欲しい。
さて、梅雨だと言っているのに年越しの話題。
その前にGWの九州やら秋の北海道やら
色々書き残したい旅紀行があるのですが
どうにも追いつかないので
手っ取り早く書けるところから始めます。
昨年から今年にかけての年越しは
瀬戸内の東側をちょろっと周遊する旅に出ました。
和歌山→香川→高知→淡路島という経路。
まずは道中にある奈良へ立ち寄りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/0a/97464aeed73d70af360e6c2e116a854f.jpg)
興福寺
国宝の宝物館を鑑賞し。
花より団子の私め
芸術を愛でるだけの審美眼がございません。
しかし触れれば温もりが伝わってきそうな
阿修羅像の肉体美と表情には流石に感動しました。
天平文化、凄い。
魂を揺さぶられてお腹が空いたので
近くの蕎麦屋へと思ったのですが
御目当ての店はことごとく臨時休業。
勘を頼りに入ったお店が
なかなか秀逸でございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6e/8c603bef6927271d195509f28823a3ee.jpg)
ニシン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/8f/76688422e1b916f6d98e7838cbe07ab2.jpg)
天ぷら
大将がご馳走してくれました!
閉店間際の最後の客であることと
息子さんが豊橋で働いているので
ご縁を感じて、がご提供の理由。
私の車の豊橋ナンバーを見るや否や
とても嬉しくなったんですって。
きっと自慢の息子さんなのでしょうね^^
ありがたくビールとともにいただいた次第です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ef/29064494f0b4d14c0e8b9a7c1fc06be1.jpg)
お蕎麦
細打ちで香りも良いです。
期待以上に美味しゅうございました。
ご馳走様でございます!
その後は一路和歌山へ。
目的地は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e9/7fa3b05fbc0afd17acdba703c2354ca4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e1/11a1945e7c14b964f8e926945b61c34f.jpg)
ヴィラ・アイーダ
前々から訪れたかったお店です。
ダメもとでネット予約しましたところ
お店の方から直接お電話をいただきました。
「ご予約承りの返信をしたのですが
送信エラーになって・・・」
わっ!すっ、すみません!
返信用のアドレス欄に誤ったアドレスを入力した様子。
かろうじて電話番号はあっていたので
ご返信いただき予約が成立しました^^;
さて、魅惑的なディナーの始まりです。
品数が多いのでサッサと進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/95/65c89db33362014fbc8a5fe8a2a05dc2.jpg)
口取り
豚のリエット。
下のサクサクしたチュイルが印象的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/d8/9dbadf954707bfa1d10ae96b82cbf0e0.jpg)
ルートフェンネル
酢漬けだったかな?
健やかな土壌を感じさせる濃厚な余韻。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/6a/e7db79745944966aa66ae4cb2cd68106.jpg)
ムール貝 カラスミ ニンジン
ムール貝が磯の香りを連れてきて
カラスミの塩味がニンジンの甘味を引き立てます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/82/8f70abbe916ea0b650922e194bfd32f2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/bd/cc3eba42b44b4a34ff8ca3e17839f3a6.jpg)
自家製パン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/3b/d2bc5746a8200cc7aa7ae46d0782c683.jpg)
ほうれん草
味が濃いがエグくない。
野菜そのもののように見えて
ちゃんとした料理として成立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/69/ca1b936cd641298596af0a49364f89d7.jpg)
牡蠣とケール
ケールと牡蠣のミネラルが手を携え
想像の上をいくコンビネーションを楽しませます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/1f/1c4ff75f701f6ec5bcc423a857982a13.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/58/c8064f67e652891f4cb8c2a47eecdc84.jpg)
黄色ビーツ&黄カブ
同じような形状の二種の野菜ですが
それぞれの持ち味をしっかり主張。
こちらも味が濃ゆいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e6/58711cad0521c5121f60c479a4672d7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/17/63a2b542f8b83ed9b250cd867d70a38e.jpg)
小かぶ 柚餅子 オゼイユ
蕪の美味しさ炸裂!
シェフ、柑橘使いがお上手です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/03/769a225ed3ffa6e1624f4ebe571fcbf4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/45/fdd0f0963a385379c3699a8c0b9c2a23.jpg)
里芋のガレット 山わさび 黒大根
じゃがいもにはない食感と風味。
このガレットには感動しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/bc/5d94d10814746d3fe0eb3a0c11e92268.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a5/d6512154c60c73e569049e148fb5bbf0.jpg)
オレキエッテ チーマ
耳たぶのようなオレキエッテと
チーマデラーパの組み合わせ。
チーマのほろ苦さに早春を感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/09/ed3983e920fd4de055becb7a81be809e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/38/16c18f6dab9596b8eed59f2d262c2c7c.jpg)
カリフラワー スズキ ガランガー
お店は内陸部ですが
程よく脂ののったスズキ。
近くに海があることを感じさます。
ガランガーの清涼感がアクセント。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/66/bd39b2a4b6e1241e8ecb380aa8cc257f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ed/c6823d4a1c678ff36149004e2dea5faf.jpg)
シルクスイート 真鴨
ヘモグロビンを感じる真鴨とそのジュのソース。
咀嚼し飲み込んでしばらくすると
体の奥から力がみなぎるのがわかります。
冬の滋養源であり大ご馳走。
少量でもしっかり食べた感覚が残りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/1b/2419c018a2c3f4235771f5923a92ac87.jpg)
仏手柑 柚子
お口直し。
海を超えれば四国なのね、と独りごちながら
仏手柑の香りを鼻腔に満たす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/10/b19a30f1dcf64400de32e9b11a74cb4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8a/22f57c5931fc1fc479bce3f7ed823629.jpg)
柿
柿のデザート。
あまり好きでない柿ですが
これはディジェスティフのお供に最適。
良い素材を集めることが一番。
それさえあれば余計な手を加えない、味を足さない…
そんな考えを具現化したような内容でした。
一皿一皿のポーションは小さく
がっつり食べたい人には物足りないかもしれません。
正直、私も満腹にはなりませんでした。
しかし全てを食べ終えた後の心の充足感は
かなりあったと思います。
奥さまセレクトのワインペアリングも
意外性があるように見えて
料理にきちんと寄り添うあたり、素晴らしい。
なかなか立ち寄れる場所ではありませんが
また違う季節に伺いたいわ。
ご馳走様でございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b8/e83ad6e71572344595a33318a0772d79.jpg)
よせばいいのに和歌山ラーメン・・・あゝ
ラストで味噌をつけるオチ(汗)
続く・・・
キツめのくせ毛を持つ私めには
憂鬱な季節到来です。
この歳になってだいぶ開き直ってしまい
昨今はくせ毛風のパーマを装い
クセを隠さぬまま外出したりしております。
だってブローしても外に出れば一気に収縮が始まるんですもの。
波打ち際で砂の城を必死に築城するかのごとく
骨折り損のくたびれもうけ。
こうした作業に割く時間を勿体なく思えるようになっては
女も終わりでしょうか・・・
女が終わる前に梅雨が終わって欲しい。
さて、梅雨だと言っているのに年越しの話題。
その前にGWの九州やら秋の北海道やら
色々書き残したい旅紀行があるのですが
どうにも追いつかないので
手っ取り早く書けるところから始めます。
昨年から今年にかけての年越しは
瀬戸内の東側をちょろっと周遊する旅に出ました。
和歌山→香川→高知→淡路島という経路。
まずは道中にある奈良へ立ち寄りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/0a/97464aeed73d70af360e6c2e116a854f.jpg)
興福寺
国宝の宝物館を鑑賞し。
花より団子の私め
芸術を愛でるだけの審美眼がございません。
しかし触れれば温もりが伝わってきそうな
阿修羅像の肉体美と表情には流石に感動しました。
天平文化、凄い。
魂を揺さぶられてお腹が空いたので
近くの蕎麦屋へと思ったのですが
御目当ての店はことごとく臨時休業。
勘を頼りに入ったお店が
なかなか秀逸でございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6e/8c603bef6927271d195509f28823a3ee.jpg)
ニシン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/8f/76688422e1b916f6d98e7838cbe07ab2.jpg)
天ぷら
大将がご馳走してくれました!
閉店間際の最後の客であることと
息子さんが豊橋で働いているので
ご縁を感じて、がご提供の理由。
私の車の豊橋ナンバーを見るや否や
とても嬉しくなったんですって。
きっと自慢の息子さんなのでしょうね^^
ありがたくビールとともにいただいた次第です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ef/29064494f0b4d14c0e8b9a7c1fc06be1.jpg)
お蕎麦
細打ちで香りも良いです。
期待以上に美味しゅうございました。
ご馳走様でございます!
その後は一路和歌山へ。
目的地は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e9/7fa3b05fbc0afd17acdba703c2354ca4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e1/11a1945e7c14b964f8e926945b61c34f.jpg)
ヴィラ・アイーダ
前々から訪れたかったお店です。
ダメもとでネット予約しましたところ
お店の方から直接お電話をいただきました。
「ご予約承りの返信をしたのですが
送信エラーになって・・・」
わっ!すっ、すみません!
返信用のアドレス欄に誤ったアドレスを入力した様子。
かろうじて電話番号はあっていたので
ご返信いただき予約が成立しました^^;
さて、魅惑的なディナーの始まりです。
品数が多いのでサッサと進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/95/65c89db33362014fbc8a5fe8a2a05dc2.jpg)
口取り
豚のリエット。
下のサクサクしたチュイルが印象的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/d8/9dbadf954707bfa1d10ae96b82cbf0e0.jpg)
ルートフェンネル
酢漬けだったかな?
健やかな土壌を感じさせる濃厚な余韻。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/6a/e7db79745944966aa66ae4cb2cd68106.jpg)
ムール貝 カラスミ ニンジン
ムール貝が磯の香りを連れてきて
カラスミの塩味がニンジンの甘味を引き立てます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/82/8f70abbe916ea0b650922e194bfd32f2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/bd/cc3eba42b44b4a34ff8ca3e17839f3a6.jpg)
自家製パン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/3b/d2bc5746a8200cc7aa7ae46d0782c683.jpg)
ほうれん草
味が濃いがエグくない。
野菜そのもののように見えて
ちゃんとした料理として成立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/69/ca1b936cd641298596af0a49364f89d7.jpg)
牡蠣とケール
ケールと牡蠣のミネラルが手を携え
想像の上をいくコンビネーションを楽しませます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/1f/1c4ff75f701f6ec5bcc423a857982a13.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/58/c8064f67e652891f4cb8c2a47eecdc84.jpg)
黄色ビーツ&黄カブ
同じような形状の二種の野菜ですが
それぞれの持ち味をしっかり主張。
こちらも味が濃ゆいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e6/58711cad0521c5121f60c479a4672d7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/17/63a2b542f8b83ed9b250cd867d70a38e.jpg)
小かぶ 柚餅子 オゼイユ
蕪の美味しさ炸裂!
シェフ、柑橘使いがお上手です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/03/769a225ed3ffa6e1624f4ebe571fcbf4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/45/fdd0f0963a385379c3699a8c0b9c2a23.jpg)
里芋のガレット 山わさび 黒大根
じゃがいもにはない食感と風味。
このガレットには感動しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/bc/5d94d10814746d3fe0eb3a0c11e92268.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a5/d6512154c60c73e569049e148fb5bbf0.jpg)
オレキエッテ チーマ
耳たぶのようなオレキエッテと
チーマデラーパの組み合わせ。
チーマのほろ苦さに早春を感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/09/ed3983e920fd4de055becb7a81be809e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/38/16c18f6dab9596b8eed59f2d262c2c7c.jpg)
カリフラワー スズキ ガランガー
お店は内陸部ですが
程よく脂ののったスズキ。
近くに海があることを感じさます。
ガランガーの清涼感がアクセント。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/66/bd39b2a4b6e1241e8ecb380aa8cc257f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ed/c6823d4a1c678ff36149004e2dea5faf.jpg)
シルクスイート 真鴨
ヘモグロビンを感じる真鴨とそのジュのソース。
咀嚼し飲み込んでしばらくすると
体の奥から力がみなぎるのがわかります。
冬の滋養源であり大ご馳走。
少量でもしっかり食べた感覚が残りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/1b/2419c018a2c3f4235771f5923a92ac87.jpg)
仏手柑 柚子
お口直し。
海を超えれば四国なのね、と独りごちながら
仏手柑の香りを鼻腔に満たす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/10/b19a30f1dcf64400de32e9b11a74cb4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8a/22f57c5931fc1fc479bce3f7ed823629.jpg)
柿
柿のデザート。
あまり好きでない柿ですが
これはディジェスティフのお供に最適。
良い素材を集めることが一番。
それさえあれば余計な手を加えない、味を足さない…
そんな考えを具現化したような内容でした。
一皿一皿のポーションは小さく
がっつり食べたい人には物足りないかもしれません。
正直、私も満腹にはなりませんでした。
しかし全てを食べ終えた後の心の充足感は
かなりあったと思います。
奥さまセレクトのワインペアリングも
意外性があるように見えて
料理にきちんと寄り添うあたり、素晴らしい。
なかなか立ち寄れる場所ではありませんが
また違う季節に伺いたいわ。
ご馳走様でございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b8/e83ad6e71572344595a33318a0772d79.jpg)
よせばいいのに和歌山ラーメン・・・あゝ
ラストで味噌をつけるオチ(汗)
続く・・・
心は満たされましたけど、やっぱりお腹は・・・(笑)
一口すするや否や、激しく後悔しましたけど^^;
イタリアの余韻を帳消ししそうな辛ラーメンwww
海外行くと汁物が欲しくなりますよね。わかりますw
このラーメンは和歌山に立ち寄ることがあっても、一生食べないと思う(汗)