おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

三方原馬鈴薯を堪能

2014年05月21日 | イタリアン
三方原の馬鈴薯を取材してきました。
詳しくは雑誌「そう」にて
ご紹介させていただきますね^^





三方原台地の赤土から
コロコロと掘り出される
色白イケメンの男爵芋。



三方原馬鈴薯の男爵

今シーズンはまだ収穫が始まったばかり。
手に入れたくても入れられないお初モノを
有り難くもお裾分けいただきました!
擦れただけでも剥けてしまう薄皮が
三方原の馬鈴薯の特徴です。
生産者さんが
「余計なことをせず蒸すのが一番美味しいよ」
とおっしゃったのでその通りに。
因みに写真は畑から直送した状態です。
洗ってません。なのに真っ白。



鍋で蒸す

以前もこの場で書きましたが
エミールアンリのタジン鍋の蓋を
放り投げて割ってしまいました。
なので万古焼きの小さい鍋で代用。
しかし、蒸気が穴からもれてしまって
無水調理ができません。
仕方ないから爪楊枝三本で栓。
これでなかなか上手くできました^^




蒸し鍋

鍋の底に新玉葱とキャベツを敷き
焦げ付き防止と水分補給。
その上に4つ割にした馬鈴薯を載せ
塩をかけて蒸し上げます。
最後に豚のバラ肉スライスを載せ
火が通るまで蒸したら出来上がり。



皮と皮の下がすごく美味しい。
確かに余計な調理は必要無いですね。





塩漬け豚とひよこ豆の煮込み

翌日は煮込みの付け合わせにしました。
丸ごと蒸しただけです。
丸焼きでも美味しいかも。





カッポン・マグロ

先日フラスカティさんでいただいた
リグーリア地方の漁師料理に倣って。
温野菜に馬鈴薯を取り入れています。
魚介類の旨味を吸って美味しさ倍増。
ちなみにこの時の魚介類は
渥美の浅蜊、三河湾の皮剥と赤烏賊です。
浅蜊はワイン蒸し、皮剥と赤烏賊は湯引きして
ソースと馴染むようにしてあります。
アスパラとグリーンピースも加えて
春の彩りに。
フラスカティさんの完成度には及びませんが
素材に助けられて美味しくいただけました^^


さすが、日本一という評価もある
ブランド馬鈴薯です。
地元ではほとんど出回らず
首都圏に行ってしまうので
お隣の街に住む我々の口にはなかなか入りません。
職権乱用で心苦しいですが
とても幸せな思いをさせていただきました。
執筆を以て恩返しさせていただきます。

ご馳走様でした!

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。