先に言っておきます。長文です^^;
平泉を後にして向かったのは
会津若松から日光街道を南下した大内宿。
1640年に整備された宿場町であり
かつては交通の要所として大名行列も闊歩したそう。
しかし明治に国道が整備されると
主要のルートから逸れてしまったため
繁栄の歴史は幕を下ろしてしまったようです。
それ故に荒らされること無く街並は当時のままに保存され
現在では国選定重要伝統的建造物群保存地域の指定を受け
年間120万人の観光客が訪れる街になったとか。
「売らない・貸さない・壊さない」の住民憲章により
今でも美しい茅葺き屋根の家屋が軒を並べます。
しかし訪れたのは極寒の真冬。
20年前のガイドブックで魅了された
天井から鰊がぶら下がっている山形屋さんは
豪雪のため店じまいしているとのこと。
山形屋さんに「本家扇屋さんなら開いてるよ」
とお伺いして早速予約を入れました。
国道から逸れてガチガチに凍結した山を登り、
ようやく到着したのは7時半過ぎ。
遅くなったことを詫びると
「だ~いじょ~ぶだぁ~」と女将。
ををっ!志村けんの「だいじょうぶだぁ」の
本家本元・ルーツを聞いた気がする^^
早速夕食にしていただきました。
岩魚の塩焼き
遅くなることを予め伝えてあったので
2時間かけてじっくり焼いてくださっていました。
頭から尻尾まで全部食べられます。
馬刺
会津若松の特産品なんですね。
長野と熊本だけかと思ってました。
ニンニクの効いた南蛮味噌でいただきます。
霜の降ってない身が美味しいわ。
こづゆ
会津若松の郷土料理です。
お祝い事やお正月などには必ず食べるそう。
スタンダードなレシピは帆立で出汁をとりますが
扇屋さんのは煮干しの味がした気が。。。
ちくわの味も強いのかな?
家庭的な味わいです。
菊の酢の物
福島でも食べるようです。
酢はかなり甘めでした^^;
筍饅頭
麺つゆ風の味がしましたが
民宿料理ですから。
そばの実雑炊
蕎麦の実のツルンとした食感が好き。
蕨の生姜煮
塩漬けの蕨を戻して生姜で煮たもの。
やっぱりここも雪深いから
山菜を保存して冬ごもりに備えるのですね。
女将さん「麺つゆで煮ただ」と。
麺つゆ大活躍らしい^^;
蕨の醤油煮
茶碗蒸し
すいとん
こでらんに
福島の方言でこたえられない、最高、という意。
かなりフルーティーな無濾過生原でした。
なじょすんべ
ごきげんいかが?的な意らしい。
こちらもかなり濃厚でしたが
「こでらんに」よりは飲めました^^;
囲炉裏端でお食事しながら
女将としばしお話しました。
かつては賑わった宿場町だけれど
国道ができてからは陸の孤島。
先人達が不便な生活に一生懸命耐え
大切に守ってきた街が今あるからこそ
観光客が多数訪れる街として活気が戻り
今私達が生活していける、と。
ご先祖様に心から感謝して
この街を自分たちの手で守っていくつもりだと、
終始笑顔を絶やすことなく
流暢な会津弁で語ってくれました。
翌日ご親族のご葬儀があるということで
朝ご飯は7時半から8時半の間にとってね
とお願いされましたが
ご親族がお亡くなりになってからは
お勝手仕事や弔問客の迎え入れなど
何日にもわたってお手伝いしているらしいです。
集落のコミュニティが強固なんですね。
訪れた日も近所に住むお孫さん達が泊まりにきていて
宿は子供の笑い声に満たされ賑やかでした^^
今や忘れ去られようとしている
日本の絆たるものを垣間みた気がします。
さて、朝ご飯へ。
芋茎のお味噌汁
芋茎、だーいすき^^
シャキシャキの食感と
素朴な草の香りがたまりません。
自家製納豆
女将手作りの納豆です。
お醤油だと糸が引かないので
塩をかけてくれたみたいですが
塩の量が半端でない。。。
はじめ、例の粉かと思った^^;
納豆は美味しかったけれど
喉の渇きといったら、砂漠のよう(笑)
漬け物
美味しいけれどかなりの塩分。
青菜
胡麻ドレッシングかな?
女将の人懐っこい笑顔と温かさに癒され
昔ながらの日本家屋と火燵で寛ぐことができ
月並みですが故郷に帰ってきた心持ちになりました。
お世話になりました!
本家扇屋
福島県南会津郡下郷町大字大内字山本36
TEL/ 0241-68-2945
到着時はとっぷり日が暮れていて
見られなかった景色を堪能。
道路も茅葺き屋根も真っ白。
山を登った先にあるお寺から。
受け継がれ守り続けられている街並。
美しいですね、とても。
人は一人では生きて行けない
そんなことを思わせてくれる情景でした。
さて、会津若松市街へ向かいます。
平泉を後にして向かったのは
会津若松から日光街道を南下した大内宿。
1640年に整備された宿場町であり
かつては交通の要所として大名行列も闊歩したそう。
しかし明治に国道が整備されると
主要のルートから逸れてしまったため
繁栄の歴史は幕を下ろしてしまったようです。
それ故に荒らされること無く街並は当時のままに保存され
現在では国選定重要伝統的建造物群保存地域の指定を受け
年間120万人の観光客が訪れる街になったとか。
「売らない・貸さない・壊さない」の住民憲章により
今でも美しい茅葺き屋根の家屋が軒を並べます。
しかし訪れたのは極寒の真冬。
20年前のガイドブックで魅了された
天井から鰊がぶら下がっている山形屋さんは
豪雪のため店じまいしているとのこと。
山形屋さんに「本家扇屋さんなら開いてるよ」
とお伺いして早速予約を入れました。
国道から逸れてガチガチに凍結した山を登り、
ようやく到着したのは7時半過ぎ。
遅くなったことを詫びると
「だ~いじょ~ぶだぁ~」と女将。
ををっ!志村けんの「だいじょうぶだぁ」の
本家本元・ルーツを聞いた気がする^^
早速夕食にしていただきました。
岩魚の塩焼き
遅くなることを予め伝えてあったので
2時間かけてじっくり焼いてくださっていました。
頭から尻尾まで全部食べられます。
馬刺
会津若松の特産品なんですね。
長野と熊本だけかと思ってました。
ニンニクの効いた南蛮味噌でいただきます。
霜の降ってない身が美味しいわ。
こづゆ
会津若松の郷土料理です。
お祝い事やお正月などには必ず食べるそう。
スタンダードなレシピは帆立で出汁をとりますが
扇屋さんのは煮干しの味がした気が。。。
ちくわの味も強いのかな?
家庭的な味わいです。
菊の酢の物
福島でも食べるようです。
酢はかなり甘めでした^^;
筍饅頭
麺つゆ風の味がしましたが
民宿料理ですから。
そばの実雑炊
蕎麦の実のツルンとした食感が好き。
蕨の生姜煮
塩漬けの蕨を戻して生姜で煮たもの。
やっぱりここも雪深いから
山菜を保存して冬ごもりに備えるのですね。
女将さん「麺つゆで煮ただ」と。
麺つゆ大活躍らしい^^;
蕨の醤油煮
茶碗蒸し
すいとん
こでらんに
福島の方言でこたえられない、最高、という意。
かなりフルーティーな無濾過生原でした。
なじょすんべ
ごきげんいかが?的な意らしい。
こちらもかなり濃厚でしたが
「こでらんに」よりは飲めました^^;
囲炉裏端でお食事しながら
女将としばしお話しました。
かつては賑わった宿場町だけれど
国道ができてからは陸の孤島。
先人達が不便な生活に一生懸命耐え
大切に守ってきた街が今あるからこそ
観光客が多数訪れる街として活気が戻り
今私達が生活していける、と。
ご先祖様に心から感謝して
この街を自分たちの手で守っていくつもりだと、
終始笑顔を絶やすことなく
流暢な会津弁で語ってくれました。
翌日ご親族のご葬儀があるということで
朝ご飯は7時半から8時半の間にとってね
とお願いされましたが
ご親族がお亡くなりになってからは
お勝手仕事や弔問客の迎え入れなど
何日にもわたってお手伝いしているらしいです。
集落のコミュニティが強固なんですね。
訪れた日も近所に住むお孫さん達が泊まりにきていて
宿は子供の笑い声に満たされ賑やかでした^^
今や忘れ去られようとしている
日本の絆たるものを垣間みた気がします。
さて、朝ご飯へ。
芋茎のお味噌汁
芋茎、だーいすき^^
シャキシャキの食感と
素朴な草の香りがたまりません。
自家製納豆
女将手作りの納豆です。
お醤油だと糸が引かないので
塩をかけてくれたみたいですが
塩の量が半端でない。。。
はじめ、例の粉かと思った^^;
納豆は美味しかったけれど
喉の渇きといったら、砂漠のよう(笑)
漬け物
美味しいけれどかなりの塩分。
青菜
胡麻ドレッシングかな?
女将の人懐っこい笑顔と温かさに癒され
昔ながらの日本家屋と火燵で寛ぐことができ
月並みですが故郷に帰ってきた心持ちになりました。
お世話になりました!
本家扇屋
福島県南会津郡下郷町大字大内字山本36
TEL/ 0241-68-2945
到着時はとっぷり日が暮れていて
見られなかった景色を堪能。
道路も茅葺き屋根も真っ白。
山を登った先にあるお寺から。
受け継がれ守り続けられている街並。
美しいですね、とても。
人は一人では生きて行けない
そんなことを思わせてくれる情景でした。
さて、会津若松市街へ向かいます。