おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

夏色から秋色へ移ろう食卓

2017年09月30日 | イタリアン
めっきり秋らしくなりましたね。
朝晩グッと気温が下がるようになりましたが
私は負けずにタンクトップと短パンで
タオルケットのみをかぶって寝ています(笑)
さすがにここ二、三日は体が冷えたからか
変な夢ばかりを見ています。
我が家では毎日精米機で玄米を精米。
その精米機が故障してしまい
玄米が米粉になってしまうと言う夢を見ました。
捨てるのはもったいないと
米粉のクレープを作って売る(なぜ売る)作戦に出ましたが
どうにもうまくいかず
米粉ドリンクなるものを売る作戦に切り替え
商いに大失敗して債権者に追われ
ワーーーッと頭を掻きむしって目覚める、と言う悪夢。
昨日は手のり豚を手の上で生きたまま捌く
と言う夢を見ました・・・手のり豚ってなんだ。
精神はいたって健全ですのでご安心ください(笑)


さて、久々におうちBAR開店的なリポートをします。
夏の終わりから秋へと移ろう間に
こしらえてきたものをサラッとご紹介。



初いくら丼

8月の終わりに初ものの筋子を入手。
市場にはお盆明けから出回っているそうですが
私の手元にはギリギリ8月の暦でやってきました。
今年のスタートは798円。
昨年は598円でスタートし
その後台風の影響などで高騰し
手が出ないままシーズンが終わりました。
今年もまだまだ値が張りますね。
筋子はシーズン序盤の方が
皮が柔らかくて美味だと思います。
これも口の中でプチプチと小気味よく弾け
大変美味でございましたよ。
ちなみに煮切った酒と醤油だけで漬けております。



赤イカのリピエーニ

名古屋鶴舞のロッコさんからヒントを得て。
イカの香草パン粉詰め焼きです。
ニンニクやパセリ、卵、イカの切れ端などを
たっぷりのオリーブオイルで混ぜて
赤イカの中にぎゅっと詰め込みます。
あとはオーブンで焼くだけです。
レモンをかけると
グッとシチリアっぽさが増します。



赤イカと桃のサラダ

リピエーニで余ったゲソやエンペラを利用。
桃はお値打ちなものがあったので衝動買い。
お料理に果物を使うことはあまりないですが
桃やイチジクはそれほど抵抗がありません。
酸味の強いドレッシングで輪郭をつけ
美味しくいただきました。



秋刀魚のシチリア風スパゲットーニ

初物の秋刀魚を手に入れまして
塩焼きの気分ではなかったので
太めのスパゲットーニと合わせました。
ニンニクオイルでカリッとさせたパン粉、
レモンの皮、松の実、レーズンを入れて仕上げてます。
シチリアな夜になりました。



心太突き

我が家に心太突きがやってきました。
かぁやん商店の天草ワークショップに参加し
市販の心太よりも数段美味しかったので
自分でも作ってみようと購入したんです。



伊豆天草から心太を作ります。

心太って、この状態からの呼び名?



突く手前

当たり前ですけど
突いている姿の自撮りは無理でした(笑)




自家製心太

タレは老梅酢、マルナカ醤油
飛鳥山の本みりんを使用。
好みのタレでいただけるのも
おうち心太の醍醐味ですね。




豚のラグーのパッケリ

大きな空洞が特徴のパッケリ。
詰め物をするのにも使いますが
今回はラグーと和えました。
豚のラグーは玉ねぎと白ワインと塩のみの
大変シンプルな作りです。
最後にパルミジャーノレッジャーノを盛大にかけて
塩分と旨味を補いながらいただきます。



ワインが恐ろしいスピードで空きました(笑)



さやあかねのじゃがバター

さやあかねは品種名。
先日北海道で取材したじゃがいもです。
自然栽培で一年間寝かせたもの。
同じく寝かせたインカのめざめは
安納芋レベルに甘かったですが
こちらは大変上品な甘さです。
グラスフェッドのバターを乗せれば
立派なご馳走の出来上がり。



さやあかねと鶏肉のローズマリー風味

蒸したさやあかねと
鶏肉をニンニクバターで炒め合わせ
ローズマリーで香り付けしてあります。
かなり食べ応えのある一品。
ローズマリーがいい仕事します。


と、こんな食生活を送っておりました。
外食の記憶を綴り続けていますので
この人家でご飯作ってないんじゃない?
と思われても仕方ないですね。
実のところは毎日3食
地味〜にこさえております^^;
朝と昼は判を押したような内容で超粗食。
夜ぐらいは作る楽しみを味わいたいので
毎日飲むお酒をイメージしながら作ってますよ。
料理は私の心の解放区。
唯一飽きない趣味であることは
今もこれからも変わることはないでしょう…








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