おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

茶禅一

2016年02月10日 | 蕎麦
先日、そうの取材もかねて
東栄町の茶禅一さんにお邪魔しました。
飯田合宿の帰りに
ちょうどお約束できて幸運極まりないです…
花まつりの準備で忙しいにもかかわらず
若旦那が親切丁寧に対応してくださいました。



この景色はプライスレス

無農薬で茶畑を手がける茶禅一さん。
茶摘みのシーズンは長期休暇されるので
訪店前に必ずご確認ください。
あの山道を乗り越えて
休業だった時の落胆感はハンパないです(笑)



お蕎麦は毎日2種または3種提供されています。
この日は茶蕎麦・田舎・二八のフルメンツでした。



茶そば合わせ打ちと雲上そば(二八)

茶そば合わせ打ちは二層構造。
茶そばに使う茶は
自家製無農薬の一番茶で
熱を加えないよう5時間かけて挽いているそう。
練り込まれて茹でられても尚香ります。

雲上そばは取材当時八ヶ岳産の蕎麦粉を使用。
精緻な技術で打たれた蕎麦は
繊細でありながら芳香強く
食べ進めた後の余韻が長いです。


この後、田舎もいただきましたが
写真撮ったのに消しちゃったみたい^^;
香り・食感共に野趣溢れ
旨味の強い蕎麦でした。

もともと茶園専業だった茶禅一さん。
完全無農薬有機栽培で茶を育てることは
並大抵な覚悟と労力ではありません。
茶の仕事を邪魔することなく
何かできることはないかと考え抜いた結果
行き着いたのが蕎麦屋でした。
若旦那は東京と長野で修行を重ねたのち
地元に帰って茶禅一を開業。
奥三河のさらに奥座敷といった立地ですが
洗練された江戸前の蕎麦が食べられると
評判は幾つもの山を越えて広がりました。
今では県内外のナンバーを掲げた車が
山道の両方向から訪れます。
売り切れ御免も必至なので
茶摘み時期でなくても
お電話一本入れることをお勧めします。


執筆に必要なことをうかがった後は
東京の蕎麦屋談義で大盛り上がり。
若旦那お勧めのお店も伺ったので
上京時の楽しみが増えました。


またお邪魔しまーす♪
遠いけど^^;


茶禅一

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