おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

味処 進(鳥取県倉吉市)

2017年05月07日 | 旅(国内)
ゴールデンウィークもいよいよ最終日ですね。
この1、2週間、出たり入ったりの日々が続き
常に眠気と隣り合わせだった気がします。
睡眠不足と長距離移動による疲労感はもちろんのこと
肝臓の使いすぎも眠気の大きな原因。
昨夜は久々に寝酒を控えて寝ましたところ
今朝は目覚めがスッキリでした。
お酒を控えたわけではありません。
寝酒を控えただけです(笑)。


さて、皿そばの里、出石を後にしました。
日本海の沿岸をなぞるように西へ進み
たどり着いた先は鳥取県倉吉市。
日本一怖ろしいと評される某酒店の所在地です。
京都→兵庫→鳥取なんて
チョチョっと走ればすぐ着くと思っていたら
全くもって甘い考えでした・・・
途中バイパスがあるものの
慣れない車で一般道をひたすら140キロ近く進むのは
結構しんどいのであります^^;
でも、Yさんが待っているから頑張れる!




味処 進さん



Yさんにご予約いただきました。




首を長くして御大を待ちます



なんて素敵なラインナップ!

と、感動しているとYさん到着。
片手に何かお持ちです。
試飲用に開けたピッチニンのビアンコでした^^
この日は汗ばむ陽気だったのと
喉を駆使したこともあり
酸と苦味のコンビネーションがありがたい。
喉を潤しながらスルスルっと落ちて行きました。




・のれそれの酢の物
・バイ貝・蕗・鰻・何かの揚げ出し

あっという間にワインがなくなったので
お燗をつけていただきます
メニューにはないけれどYさん指定で
日置桜のくろぼくをいただきました。
舌と体にすっとなじむ旨味がいいです。



お造り盛り合わせ

カンパチ・イサキ・平目
白いかのウニのせ。
日本海の海の幸に舌鼓をポンポン♪



竹の子の天ぷら

煮含めた状態で天ぷらにしてあります。
丁寧な仕事ぶりが嬉しいですね。




モサエビの唐揚げ

これは初めて食べる海の幸。
猛者海老と書いてモサエビと読みます。
クロザコエビをこの地ではこう呼ぶらしいですが
足が速いため地元消費で終わってしまうそう。
石川の方だとガスエビと呼んでますね。
猛者というから殻が鎧のように硬いかと思いきや
歯で簡単に咀嚼できます。
大変旨味が強い海老で甲殻類好きとしては嬉しい限り。
しかし、Yさんは甲殻類アレルギーでして
僭越ながら私めが全部平らげました♪
症状が現れるまでは大好物だったらしいです。




隠岐の岩牡蠣「清海」

日本海側はブランド化された岩牡蠣の宝庫。
昨年境港でいただいた「夏輝」も絶品でした。
まだ時期が始まったばかりなので身は痩せておりましたが
味わいは牡蠣の王者そのものの風格。
翌日にお仕事がないので安心していただけます^^
許されるなら2、3個ホールで食べたいです。




大山鶏塩焼き

鳥取の名峰といったら大山。
その清らかな地で育った大山鶏を
塩でシンプルに焼き上げてあります。
引き締まって弾力のある歯ごたえと
噛みしめるほどに現れる旨味が素晴らしい。


あとは握りの盛り合わせを頼みましたが
写真は撮り忘れました。

お酒の説明をマンツーマンで受ける贅沢感と
お酌が煩わしいとお互いに手酌で飲む開放感。
なんとも幸せなひと時でした。

進さんを後にしてバーに移動し
ピート香の立ち上るアイラウィスキーを飲みながら
ウィスキー談義に花を咲かせましたとさ。
実はYさん、ウィスキーが一番好きらしい(笑)


山陰地方のことをよく知らなかった頃は
「陽」に対する「陰」のイメージしかない地でしたが
初夏の鳥取はオーシャンブルーと萌黄色に彩られ
山海の幸に恵まれた素晴らしいところ。
水が良いから良い米もでき
必然的に良いお酒も醸されます。
山陰の恵みに囲まれながら
色々なお話ができて素晴らしい夜でした^^


Yさん、進さん、ありがとうございました!


翌朝は実店舗へ・・・


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