おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

そばの実

2010年01月08日 | 蕎麦
先回の旅で何の知識も無いまま戸隠を訪れ
そこで魅了されてしまった戸隠の蕎麦。
今回は戸隠目的で旅に出ました。



そばの実さん

契約農家の玄蕎麦を自家製粉し
戸隠の伏流水で打つそうです。
雪の無いシーズンは行列ができるみたいですが
さすがにこの時期は私達以外に1組だけ。
ゆったりといただくことにしましょう。





蕎麦茶と揚げ蕎麦でほっこり。





お品書き

悩む。お店をはしごしたいから
二つに絞り込まなくっちゃ。





霧下の蕎麦切り




粗挽きの二八かな?



丸抜きを石臼で粗挽きしているのでしょう。
白い殻が点在しています。
一口含むとまず水の良さを感じます。
その後パッと香りが立って
スッと消えて行く感じ。
舌にはほのかに甘みが残ります。
余韻はあまり長く無いですが
粗挽きながら繊細な味わいが好印象。




十割そば




こちらも同じく水の良さに感動。
そしてだんだん水が切れてくると
蕎麦の香ばしい芳香が立ちのぼります。



見た目は繊細ですがコシはしっかり。
こちらは余韻も非常に長いです。
噛むと更にふくよかな味わいになりました。
美味しいわ。




蕎麦汁

淡麗という表現がお似合いかも。
醤油の角がこなれてまろやかです。
少々甘みを感じたけれど
嫌味なほどではありません。





薬味

戸隠は大根で食べるのが主流みたい。
辛味と甘みのバランスが絶妙でした。




ヒマラヤ岩塩かな?
少しピンクがかってます。
殆ど使いませんでした。
蕎麦切りに塩は最初だけでいいです。




蕎麦湯

ほぼナチュラルなタイプ。
節の香りが立って
甘みが気にならなくなりました。
味醂主体の甘みだったようです。



両方とも美味しかったけれど
十割はかなり秀逸でした。
今度お邪魔するときは
ぼっち盛りされたザルをいただきたいわ。



ご馳走さまでした。



そばの実

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