おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

淑女会Vol.31in韓国/2日目〜カンジャンケジャンと秘密のマッコリ

2019年10月07日 | 淑女会
急に秋の涼しさがやってきました。
こういう時に体調を崩すものです。
いまだに真夏と変わらぬ姿で睡眠をとっておりますゆえ
今夜あたりはおとなしく布団に身を包もうと思います。


さて、韓国2日目の続きへ移ります。
サンパッチを後にして
大量のパンを一旦ホテルへ置きに帰り
再び街へと繰り出します。
東京チームと別々で夕食会場へ向かうことになり
我々、というか私が持ち込みワイン用の
オープナーを持参するミッションを担っていたのですが
地下鉄に乗ってから忘れたことに気づく大失態。。。
夕食会場近くの荒物屋で調達することができ
ことなきを得ました。
全くもって使えない人間だ、私は。




ハンチュンサン カンジャンケジャン

カンジャンケジャン専門店です。
お店のご好意で
ワインの持ち込みをお許しいただきました。
ただし、グラス等のご用意はないので
ワイングラスとオープナーは持参です。
では、改めましてかんぱーい!
とAさん持参のシャンパーニュを開けようとしたところ
瓶から栓が離れるや否や暴発!
暴れ龍の如く吹き出した飛沫が
あたり一面に広がりました。
私たちはいいけど、後手の韓国のお客様は…
と恐る恐る後ろを振り返ると
特に嫌な顔もせず濡れたところを拭いておられます。
みんなで「ごめんなさい!」を合唱したら
「ノープロブレム」と手のひらをふって
顔をしかめるどころか笑顔まで見せてくださる。
なんとまあ紳士で心の広い方たちなのでしょう。
丁重にお詫び申し上げて
食事の時間に突入しました。



カンジャンケジャン

ワタリガニの薬味醤油漬です。
食あたりを起こした話をよく聞きますが
私は今のところ大丈夫ですし
今回も大丈夫だと信じていただきました。
カニの身に特製の薬念醤油が染み込んでいます。
細部までガジガジ齧って余すところなくいただきました。
甲羅にご飯と醤油を入れて混ぜ混ぜしたのも美味。
許されるのならあと3杯ぐらい食べたかった。



もちろんバンチャンもあるよ



タコの鍋

泡被害者の方達が食べている
タコ料理が美味しそうで
これかな?と頼んだら全然違った様子。
クセのある貝が全体の味を席捲し
みんな箸が進みませんでした^^;


カンジャンケジャンを堪能して
ここへ行かないと帰れないと
東京の皆様に連れて行っていただいたのが



秘密のマッコリ居酒屋

アルミのオケと小鉢。
小学校の給食を思い出す世代です(笑)。
お店のオモニが自家製しているようで
お願いすると大きな貯蔵庫から出してくれます。



乾杯!

危険な飲みやすさ。まるでカルピスです。
しかし苦い思い出が私のペースをセーブします…

〜回想〜
あれは15年近く前。
Atsuとスペインに行く前日のことでした。
関空からの出発だったため
難波あたりに宿を取り
せっかくだからと夜の街へ繰り出しました。
何軒目だったかしら?
韓国の方が経営されている居酒屋に迷い込み
そこで出してもらったマッコリがあまりに美味しく
かっぱかっぱ飲んだところ
翌日史上最悪の二日酔いに。
機内食はもちろんのこと水も飲めない。
トイレと座席を何往復もして
ようやく収束した頃にはスペインに着陸してました。
多大なるご迷惑をおかけした隣人殿、
その節は誠に申し訳ございませんでした。
もがき苦しんでいる時にAtsuから
「胃薬飲んだら?」と言われ
自分がそれまで胃薬というものを飲んだことないことに気づく・・・
頭痛薬や胃薬っていつ誰が飲むんだろう?
とCMを見ながら疑問を抱いていた私め
こういう時に飲むんだ、と悟り記念日を迎えました。

〜回想終わり〜

と当時の苦しさを反芻し
セーブしながらも3杯ぐらいは飲んだかしら?
お店のお母さんの顔を見たら
推定年齢からして驚くほど肌ツルッツルで
「杜氏の肌は美しい…」的な
美肌にあやかりたい気持ちが勝りまして。
おかげさまで翌日も元気一杯でした^^



ホッケ

なぜかマッコリとセットになって出てきます。
しょっぱさとマッコリ、確かに合いますね。


とりとめもない話をしながら
アルミの器を酌み交わし
夜は更けて行ったのでした。

と私たちの夜は終わらない。
2日目の夜も淑女たちのパジャマパーティ開催。
前日の猛省を忘れることなく
ひそひそ声でワインを酌み交わしました。
ひそひそ声って、案外響くんですけどね^^;


3日目に続く…



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。