北朝鮮による核爆発実験、連続弾道ミサイル乱射が行われる昨今、これらを危惧する米軍は、2個の空母打撃群を日本海に展開して、海自護衛艦と共に準戦時体制の訓練を実施中である。「お花畑思考」に浸っていた我が国国民も、流石(さすが)にある種の緊張感を持って事態の推移を眺めるようになった。
今日(6/8)も、ウォンサン(元山)から、巡航ミサイルと思しきものを3発発射し、約200km飛翔して日本海に弾着させている。ミサイル制御は、人工衛星を用いたGPS情報が必要だから、これは中共の衛星からの信号を利用していると思われる。キム・ジョンウンは、何時でも空母攻撃をやれるのだと言いたいのだろう。
このような緊張の続く中、国会では野党が<テロ等準備罪>法案を廃案にするべく、森友学園問題に続いて、加計(かけ)学園問題で政府を問吃(もんきつ)するのに汲々としている。国家存立危機事態が訪れようとしているのに、ミサイル迎撃体制や邦人救出の具体策、更には国内治安対策に関して、国会で議論しないのは何故なのか。尖閣諸島には、毎日のようにシナ・中共の海警船が領海侵犯を繰り返しているではないか。
特に、加計学園問題の本質は、大学に獣医学部を新設する許認可権に伴う総理府と文科省官僚との確執であり、国家安全保障のテーマに比べれば国会議論が矮小化されっていると言わざるを得ない。
杉浦正章氏のブログ<永田町韓竹割り>において、同氏が加計学園問題の解説を行っている。焦点を要領良くまとめてあるので、ご覧いただきたい。
http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2017-06-06
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