衆議院議席を300から119まで減らし、惨敗した自民党。辛うじて確保した119議席の内、比例代表で得た議席は55である。何とも凄まじい小選挙区制効果だが、この内容を十分に吟味し、反省・総括を行った上で、党の立て直しをして欲しいものだ。
1年前に、総裁選で決めた麻生首相の総裁任期は9月末である。その前に行われる首班指名では、党の再結束を固める意味でも、現自民党総裁、すなわち麻生太郎に投票するのが筋、白紙投票など論外である。白紙投票者に対して、執行部は自民党を除名したら良い。
色々なブログで、自民党の敗因を分析しているが、私もいずれ私見を述べたい。ところで
金クラス:小選挙区当選者
銀クラス:当初からの比例代表当選者
銅クラス:小選挙区落選・比例代表復活当選者(ゾンビ?)
と言うランク付け(?)があるようだ。私は、多くの人々と同様、比例代表復活制度には強く反対する立場で、早く選挙制度を変えて欲しいと願う。
ここでは、自民党の銅クラス議員の現状を把握しておこう。以下の記述は
衆議院議員一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E4%B8%80%E8%A6%A7
を参考にした。
小選挙区落選・比例区復活当選の主な自民党議員(ゾンビ?)であるが、
○現職閣僚
麻生内閣閣僚 17名(参議院議員3人)の内、6人が比例区復活。
公明党の斉藤鉄夫環境相は、比例代表中国ブロックで当選。
与謝野 馨(71) 財務相
甘利 明(60) 行革担当相、元労相、元経産相
佐藤 勉(57) 総務相、元地方分権改革相、元国家公安委員長
林 幹雄(62) 国家公安委員長、元沖縄・北方担当相
塩谷 立(59) 文科相
野田 聖子(49) 消費者行政担当相、元郵政相
○その他の主な自民党復活当選者
町村 信孝(64) 前官房長官 元外相
小池百合子(59) 元防衛相、元環境相
中川 秀直(65) 元党幹事長、元科技庁長官、元官房長官
武部 勤(68) 元党幹事長、元農水相
伊吹 文明(71) 元幹事長、元財務相、元文科相
額賀福志郎(65) 元財務相、元防衛庁長官、元経済企画庁長官
鴨下 一郎(60) 元環境相、医学博士
衛藤征士郎(68) 予算委員長、元防衛庁長官
高市 早苗(48) 元沖縄・北方担当相、元近畿大学教授
馳 浩(48) プロレスラー、元参議院議員
松浪 健太(38) 伊吹派;松浪健四郎の甥
高市早苗は別として、他はとかく批判される行為の議員が多いし、それに60歳以上が目に付く。この中には、国益のために身を粉にするとは思えない人物もいるわけだ。党内で足の引っ張り合いをする事に生きがいを感じているような人物も目に付くし、彼等が淘汰されるためには、今一度総選挙が必要かも知れぬ。
7月中旬、「麻生降ろし」の中心になった中川秀直、小池百合子、武部勤は銅ランクである。私は、彼等が落選して欲しかったとつくづく思う。明らかに、これから再生を図る自民党には不必要な人材である。
特に、中川秀直は破廉恥行為で官房長官を辞任し、2007年には臆面も無く党幹事長として参議院選を指揮、民主党に敗北した人物である。そうした責任意識も無く、唐突に1000万人の外国人移住計画を提案するなど、奇妙な行動が多い。広島2区の有権者が、彼の再選を認めなかったのは賢明だ。
参考で、落選した主な候補者をピックアップすると
【自民】
海部 俊樹(78) 元首相
中川 昭一(56) 前財務・金融相
山崎 拓(72) 元党副総裁、元防衛庁長官
久間 章生(68) 元防衛相
笹川 尭(73) 党総務会長
堀内 光雄(79) 元党総務会長、元労相、元通産相
赤城 徳彦(50) 元農水相
柳澤 伯夫(74) 元厚生労働相、元国土庁長官、元金融担当相
丹羽 雄哉(65) 元厚相
尾身 幸次(76) 元財務相、元経企庁長官、元沖縄・発哺領土担当相
深谷 隆司(73) 元通産相、元自治相、郵政相
島村 宜伸(76) 元農水相、元文部相
鈴木 俊一(56) 元環境相
中馬 弘毅(72) 元行革担当相
船田 元(55) 元経企庁長官、「政界失楽園」
中山 太郎(86) 元外相、元総務長官、医学博士
太田 誠一(63) 元農水相、元総務庁長官・行革担当大臣
松浪健四郎(62) 元アマ・レスラー、元専修大教授、暴力団との付き合い
片山さつき(50) 元財務省国際局課長、元主計局主計官
佐藤ゆかり(48) 元外資証券チーフ・エコノミスト、Ph.D(経済学)
「麻生降ろし」のメンバー
藤野真紀子(59) 料理研究家、カリスマ主婦(?)
【公明】
小選挙区候補8人は、全員落選した。
太田 昭宏(63) 党代表 青木愛(民主)に敗北
北側 一雄(56) 党幹事長
冬柴 鉄三(73) 元国土交通相 田中康夫(新党日本)に敗北
【国民新】
綿貫 民輔(82) 党代表、元衆議院議長、元自民党幹事長
亀井 久興(69) 党幹事長、元国土庁長官
【社民】
保坂 展人(53) 党副幹事長
【改革クラブ】
西村 真悟(61) 元弁護士
【無所属】
中山 成彬(66) 元国土交通相、元文科相 夫人は中山恭子氏
橋本大二郎(62) 元高知県知事、元NHKキャスター
党派を超えて、落選者には老齢の人が目立つ。実際、70歳を越えて国事に奔走するのは、知力・体力共に困難と思われるので、国会議員の定年は70歳として明確に定めて運用することが望ましい。
公明党は、大幹部が小選挙区で落選し、惨憺たる状況である。自民党との連携は、恐らくこれで切れると想像する。それは、自民党にとって良いことだ。
憂国の士、西村真悟の落選は実に残念に思う。(敬称全て略)
1年前に、総裁選で決めた麻生首相の総裁任期は9月末である。その前に行われる首班指名では、党の再結束を固める意味でも、現自民党総裁、すなわち麻生太郎に投票するのが筋、白紙投票など論外である。白紙投票者に対して、執行部は自民党を除名したら良い。
色々なブログで、自民党の敗因を分析しているが、私もいずれ私見を述べたい。ところで
金クラス:小選挙区当選者
銀クラス:当初からの比例代表当選者
銅クラス:小選挙区落選・比例代表復活当選者(ゾンビ?)
と言うランク付け(?)があるようだ。私は、多くの人々と同様、比例代表復活制度には強く反対する立場で、早く選挙制度を変えて欲しいと願う。
ここでは、自民党の銅クラス議員の現状を把握しておこう。以下の記述は
衆議院議員一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E4%B8%80%E8%A6%A7
を参考にした。
小選挙区落選・比例区復活当選の主な自民党議員(ゾンビ?)であるが、
○現職閣僚
麻生内閣閣僚 17名(参議院議員3人)の内、6人が比例区復活。
公明党の斉藤鉄夫環境相は、比例代表中国ブロックで当選。
与謝野 馨(71) 財務相
甘利 明(60) 行革担当相、元労相、元経産相
佐藤 勉(57) 総務相、元地方分権改革相、元国家公安委員長
林 幹雄(62) 国家公安委員長、元沖縄・北方担当相
塩谷 立(59) 文科相
野田 聖子(49) 消費者行政担当相、元郵政相
○その他の主な自民党復活当選者
町村 信孝(64) 前官房長官 元外相
小池百合子(59) 元防衛相、元環境相
中川 秀直(65) 元党幹事長、元科技庁長官、元官房長官
武部 勤(68) 元党幹事長、元農水相
伊吹 文明(71) 元幹事長、元財務相、元文科相
額賀福志郎(65) 元財務相、元防衛庁長官、元経済企画庁長官
鴨下 一郎(60) 元環境相、医学博士
衛藤征士郎(68) 予算委員長、元防衛庁長官
高市 早苗(48) 元沖縄・北方担当相、元近畿大学教授
馳 浩(48) プロレスラー、元参議院議員
松浪 健太(38) 伊吹派;松浪健四郎の甥
高市早苗は別として、他はとかく批判される行為の議員が多いし、それに60歳以上が目に付く。この中には、国益のために身を粉にするとは思えない人物もいるわけだ。党内で足の引っ張り合いをする事に生きがいを感じているような人物も目に付くし、彼等が淘汰されるためには、今一度総選挙が必要かも知れぬ。
7月中旬、「麻生降ろし」の中心になった中川秀直、小池百合子、武部勤は銅ランクである。私は、彼等が落選して欲しかったとつくづく思う。明らかに、これから再生を図る自民党には不必要な人材である。
特に、中川秀直は破廉恥行為で官房長官を辞任し、2007年には臆面も無く党幹事長として参議院選を指揮、民主党に敗北した人物である。そうした責任意識も無く、唐突に1000万人の外国人移住計画を提案するなど、奇妙な行動が多い。広島2区の有権者が、彼の再選を認めなかったのは賢明だ。
参考で、落選した主な候補者をピックアップすると
【自民】
海部 俊樹(78) 元首相
中川 昭一(56) 前財務・金融相
山崎 拓(72) 元党副総裁、元防衛庁長官
久間 章生(68) 元防衛相
笹川 尭(73) 党総務会長
堀内 光雄(79) 元党総務会長、元労相、元通産相
赤城 徳彦(50) 元農水相
柳澤 伯夫(74) 元厚生労働相、元国土庁長官、元金融担当相
丹羽 雄哉(65) 元厚相
尾身 幸次(76) 元財務相、元経企庁長官、元沖縄・発哺領土担当相
深谷 隆司(73) 元通産相、元自治相、郵政相
島村 宜伸(76) 元農水相、元文部相
鈴木 俊一(56) 元環境相
中馬 弘毅(72) 元行革担当相
船田 元(55) 元経企庁長官、「政界失楽園」
中山 太郎(86) 元外相、元総務長官、医学博士
太田 誠一(63) 元農水相、元総務庁長官・行革担当大臣
松浪健四郎(62) 元アマ・レスラー、元専修大教授、暴力団との付き合い
片山さつき(50) 元財務省国際局課長、元主計局主計官
佐藤ゆかり(48) 元外資証券チーフ・エコノミスト、Ph.D(経済学)
「麻生降ろし」のメンバー
藤野真紀子(59) 料理研究家、カリスマ主婦(?)
【公明】
小選挙区候補8人は、全員落選した。
太田 昭宏(63) 党代表 青木愛(民主)に敗北
北側 一雄(56) 党幹事長
冬柴 鉄三(73) 元国土交通相 田中康夫(新党日本)に敗北
【国民新】
綿貫 民輔(82) 党代表、元衆議院議長、元自民党幹事長
亀井 久興(69) 党幹事長、元国土庁長官
【社民】
保坂 展人(53) 党副幹事長
【改革クラブ】
西村 真悟(61) 元弁護士
【無所属】
中山 成彬(66) 元国土交通相、元文科相 夫人は中山恭子氏
橋本大二郎(62) 元高知県知事、元NHKキャスター
党派を超えて、落選者には老齢の人が目立つ。実際、70歳を越えて国事に奔走するのは、知力・体力共に困難と思われるので、国会議員の定年は70歳として明確に定めて運用することが望ましい。
公明党は、大幹部が小選挙区で落選し、惨憺たる状況である。自民党との連携は、恐らくこれで切れると想像する。それは、自民党にとって良いことだ。
憂国の士、西村真悟の落選は実に残念に思う。(敬称全て略)
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