D.トランプ米国大統領は、5月24日に金正恩北朝鮮委員長に書簡を送り、6月12日に予定されていたシンガポールでの米朝首脳会談を中止すると伝えた。その理由は、「強烈な怒りとあからさまな敵対心」である。3月8日に、金委員長の申し入れを受けて、トランプ大統領は首脳会談開催に同意し、会談場所を暫く検討していたが、中立性の高いシンガポールに決めた。
世界中がこのニュースを聞き、緊張していた朝鮮半島情勢が大いに緩和されると期待していたが、ここに来て半島は再び危険を孕む状況へ戻った。
トランプ大統領と安倍晋三首相は、北朝鮮に対する経済制裁を一層強化するであろう。同時に、米軍太平洋艦隊でも緊張の度合いが著しく高まるはずだ。
我が国の国会は、もう「モリ・カケ」騒ぎを止めて、半島危機に対する現実的対応策を早急に議論すべきである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます