昨夜から今朝に掛けて、初雪が降った。積雪6cm。庭木の「雪囲い」は、前日までに辛うじて終了、今年も手伝いをしなかった。全国的に木枯らしが吹く西高東低の気圧配置だ。でも、この雪は直ぐ融けるだろう。
今月15日にダライ・ラマ14世法王が昨年秋に続いて再来日された。そして、木枯らしの吹く中を伊勢神宮へ参拝、禊もされた。例によって、日本のマスコミは全く取り上げない。私は、日本のマスコミがダライ・ラマの行動を詳しく報道するようになったら信用しても良いと思っている。AFPによると、
ダライ・ラマ、伊勢神宮を訪問
【11月18日 AFP】宗教間の調和を訴えるチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世は18日、三重(Mie)県伊勢(Ise)市の伊勢神宮(Ise Shrine)を訪れた。
ダライ・ラマは15日に来日し、10日間滞在する予定。伊勢神宮参拝は2度目で、日本の伝統に従って2度拝礼し、五十鈴川(Isuzu river)の水で体を清めた。
ダライ・ラマは、今回の訪問は自身が長年続けている世界中の聖地訪問の一環だと語り、「どこに行っても、時間さえあれば、あらゆる宗教の寺院などを巡礼して敬意を表したい」と話した。
ダライ・ラマは17日、宗教関連フォーラム出席に先立ち、「信仰は時として分裂や問題を引き起こすが、すべての宗教の目的は愛を伝えるということと、人類を救うというところで一致している。ゆえに、宗教間の調和と統一は非常に大切だ」と述べていた。
ダライ・ラマは2003年に初めて伊勢神宮を訪れている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2313724/2365594
当然だろうが、今回も我が国首相はダライ・ラマと面談しないだろう。来日中のラビア・カーディル女史と会談出来ると良いと思う。大阪から東京へ向かう新幹線の中で、お二人が偶々すれ違って、これも偶々空いていた席に二人で座り、富士山を眺めながらお喋りするなどと言うのは素晴らしい話だ。
そう言えば、9月末にメルケル首相がダライ・ラマと会談したというので、今月中旬のシュタインブリック独外相の中共訪問は中止になったようだ。何と狭量な胡・温体制!<のほほん>福田首相がダライ・ラマと会談したら、年明けに予定される訪中も中止になるのだろうか。カーディル女史も加わって鼎談したら、私は福田首相を尊敬する。だが、それは100%実現しないと断言しておこう。
と、ここまで書いていて、東京新聞朝刊がダライ・ラマのことを記事にしているのに気が付いた。朝日に負けない左翼指向の東京新聞、今回は中々やるではないか。
ダライ・ラマ後継 高僧から選出も 三重で会見
2007年11月18日 朝刊
日本滞在中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ十四世は十七日、三重県伊勢市で記者会見し、自らの後継となる十五世について、「生まれ変わり」を探し出すという伝統的な方法ではなく、修行を積んだ高僧の中から選ぶなど全く異なるやり方で選出する可能性に言及した。
新しいダライ・ラマは先代の没後、チベット人の子供の中から選ばれる。その際、先代の持ち物に愛着を示すかなど神秘的な要素も加えられ、生まれ変わりかどうかが認定される。
この日の会見でダライ・ラマは(1)伝統的方法を維持する(2)高僧の中から選ぶ(3)自分が存命中に指名する-の三つの可能性を考えていることを明らかにした。ダライ・ラマは「十五世は私の使命を引き継ぐ者でなければならない」と話し、後継選出に自らの意向を反映させたいとの考えを示した。
新しい選び方を打ち出した背景には、中国政府が今年九月からダライ・ラマなどチベット仏教の「活仏」(生き仏)の選出を事実上、当局の許可制にしたことに対する警戒と危機感がある。締め付け強化を狙う許可制に対し、ダライ・ラマ自身が後継選出に積極関与することでチベット仏教の権威を守り抜く強い決意を示したとみられる。 (外報部・浅井正智)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007111802065254.html
次のダライ・ラマを選ぶのは、本来ならばパンチェン・ラマの役目なのだが、本物のパンチェン・ラマは家族と共に中共に拘束され、遥として行方が分からない。中共の傀儡パンチェン・ラマはいるけれど、ダライ・ラマ14世法王は彼の存在を認めていない。それで今回のような発言になったのであろう。
歴史を改ざんし、文化を破壊する中共の浅ましい姿がこのような場面でも見ることが出来る。
(追記:11月19日18:00)
マスコミがダライ・ラマ再訪日を記事にしないと上記で私が述べたのは、新聞社のweb記事紹介をざっと見ての判断であった。それに、yahooニュースも扱っていなかった。しかし、気になるので各紙のweb検索で個々にチエックしたら、それぞれの地方記事に載っていることが分かった。このエントリーで、言い過ぎた面があったことを下記の新聞社各社へお詫びしたい。次は、是非堂々とwebのトップ記事に掲載して欲しいと願う。
○朝日新聞の記事
伊勢市で講演の予告(11月15日)
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000711150001
伊勢市で講演と記者会見した内容(11月17日)
http://www.asahi.com/international/update/1117/TKY200711170256.html
○毎日新聞の記事(11月19日、地域ニュース)
伊勢国際宗教フォーラムで講演
http://search.mainichi.jp/result?p=%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E&st=s
○読売新聞
三重での講演内容とパネルディスカッション(地域ニュース)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news002.htm
記者会見内容(11月18日)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/071118_4.htm
三重の宗教フォーラムで講演(中部発;教育・文化)(11月19日)
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo071119_3.htm
○産経新聞
シュタインブリック独首相の訪中中止(11月17日)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/071117/chn0711171140004-n1.htm
○中日新聞
記者会見と講演の予告(11月17日;共同通信の配信)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007111701000507.html
今月15日にダライ・ラマ14世法王が昨年秋に続いて再来日された。そして、木枯らしの吹く中を伊勢神宮へ参拝、禊もされた。例によって、日本のマスコミは全く取り上げない。私は、日本のマスコミがダライ・ラマの行動を詳しく報道するようになったら信用しても良いと思っている。AFPによると、
ダライ・ラマ、伊勢神宮を訪問
【11月18日 AFP】宗教間の調和を訴えるチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世は18日、三重(Mie)県伊勢(Ise)市の伊勢神宮(Ise Shrine)を訪れた。
ダライ・ラマは15日に来日し、10日間滞在する予定。伊勢神宮参拝は2度目で、日本の伝統に従って2度拝礼し、五十鈴川(Isuzu river)の水で体を清めた。
ダライ・ラマは、今回の訪問は自身が長年続けている世界中の聖地訪問の一環だと語り、「どこに行っても、時間さえあれば、あらゆる宗教の寺院などを巡礼して敬意を表したい」と話した。
ダライ・ラマは17日、宗教関連フォーラム出席に先立ち、「信仰は時として分裂や問題を引き起こすが、すべての宗教の目的は愛を伝えるということと、人類を救うというところで一致している。ゆえに、宗教間の調和と統一は非常に大切だ」と述べていた。
ダライ・ラマは2003年に初めて伊勢神宮を訪れている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2313724/2365594
当然だろうが、今回も我が国首相はダライ・ラマと面談しないだろう。来日中のラビア・カーディル女史と会談出来ると良いと思う。大阪から東京へ向かう新幹線の中で、お二人が偶々すれ違って、これも偶々空いていた席に二人で座り、富士山を眺めながらお喋りするなどと言うのは素晴らしい話だ。
そう言えば、9月末にメルケル首相がダライ・ラマと会談したというので、今月中旬のシュタインブリック独外相の中共訪問は中止になったようだ。何と狭量な胡・温体制!<のほほん>福田首相がダライ・ラマと会談したら、年明けに予定される訪中も中止になるのだろうか。カーディル女史も加わって鼎談したら、私は福田首相を尊敬する。だが、それは100%実現しないと断言しておこう。
と、ここまで書いていて、東京新聞朝刊がダライ・ラマのことを記事にしているのに気が付いた。朝日に負けない左翼指向の東京新聞、今回は中々やるではないか。
ダライ・ラマ後継 高僧から選出も 三重で会見
2007年11月18日 朝刊
日本滞在中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ十四世は十七日、三重県伊勢市で記者会見し、自らの後継となる十五世について、「生まれ変わり」を探し出すという伝統的な方法ではなく、修行を積んだ高僧の中から選ぶなど全く異なるやり方で選出する可能性に言及した。
新しいダライ・ラマは先代の没後、チベット人の子供の中から選ばれる。その際、先代の持ち物に愛着を示すかなど神秘的な要素も加えられ、生まれ変わりかどうかが認定される。
この日の会見でダライ・ラマは(1)伝統的方法を維持する(2)高僧の中から選ぶ(3)自分が存命中に指名する-の三つの可能性を考えていることを明らかにした。ダライ・ラマは「十五世は私の使命を引き継ぐ者でなければならない」と話し、後継選出に自らの意向を反映させたいとの考えを示した。
新しい選び方を打ち出した背景には、中国政府が今年九月からダライ・ラマなどチベット仏教の「活仏」(生き仏)の選出を事実上、当局の許可制にしたことに対する警戒と危機感がある。締め付け強化を狙う許可制に対し、ダライ・ラマ自身が後継選出に積極関与することでチベット仏教の権威を守り抜く強い決意を示したとみられる。 (外報部・浅井正智)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007111802065254.html
次のダライ・ラマを選ぶのは、本来ならばパンチェン・ラマの役目なのだが、本物のパンチェン・ラマは家族と共に中共に拘束され、遥として行方が分からない。中共の傀儡パンチェン・ラマはいるけれど、ダライ・ラマ14世法王は彼の存在を認めていない。それで今回のような発言になったのであろう。
歴史を改ざんし、文化を破壊する中共の浅ましい姿がこのような場面でも見ることが出来る。
(追記:11月19日18:00)
マスコミがダライ・ラマ再訪日を記事にしないと上記で私が述べたのは、新聞社のweb記事紹介をざっと見ての判断であった。それに、yahooニュースも扱っていなかった。しかし、気になるので各紙のweb検索で個々にチエックしたら、それぞれの地方記事に載っていることが分かった。このエントリーで、言い過ぎた面があったことを下記の新聞社各社へお詫びしたい。次は、是非堂々とwebのトップ記事に掲載して欲しいと願う。
○朝日新聞の記事
伊勢市で講演の予告(11月15日)
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000711150001
伊勢市で講演と記者会見した内容(11月17日)
http://www.asahi.com/international/update/1117/TKY200711170256.html
○毎日新聞の記事(11月19日、地域ニュース)
伊勢国際宗教フォーラムで講演
http://search.mainichi.jp/result?p=%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E&st=s
○読売新聞
三重での講演内容とパネルディスカッション(地域ニュース)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news002.htm
記者会見内容(11月18日)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/071118_4.htm
三重の宗教フォーラムで講演(中部発;教育・文化)(11月19日)
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo071119_3.htm
○産経新聞
シュタインブリック独首相の訪中中止(11月17日)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/071117/chn0711171140004-n1.htm
○中日新聞
記者会見と講演の予告(11月17日;共同通信の配信)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007111701000507.html
糞ですね・・・・・・・。