若者が国民年金保険料を払わないと言うので大きな社会問題になっているのに、社会保険庁がそれを促進しているような事態が起きている。保険庁の職員が勝手に免除や猶予手続きをしていたと言うのだから呆れる。これは、完全な国家公務員法違反だ。
社会保険庁の裏切り行為は過去にあった訳だが、それを改革するために民間から村瀬清司長官を登用したのでは無かったか。結局、村瀬氏はリーダーシップを発揮出来ず、組織的犯罪行為を招いたのであるから、川崎厚生労働大臣は彼を免職にすべきであろう。該当する地域の社会保険庁事務局長も同時に免職である。
それをしないと、何時まで経っても社会保険庁職員に緊張感が伝わらない。何を恐れて、そのように出来ないのか。
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社保庁に告発窓口設置など7項目の改革案 年金不正免除
2006年05月28日02時08分 (朝日新聞)
国民年金保険料の不正免除・猶予問題で、社会保険庁は27日、全国47の社会保険事務局長を集めた緊急会議を開いた。村瀬清司長官は「我々は社会保険制度の信頼を再度、失墜させた」と危機感を強調、再発防止策として一般から不適切行為の告発を受ける窓口を新設するなど7項目の改革方針を示した。さらに、社保庁幹部が全局長から個別に聴取する実態調査を開始、29日に結果をまとめて公表する。
この問題で社保庁が全国調査をするのは3回目。これまで「不正はなかった」などの虚偽報告があったため、会議の冒頭、川崎厚労相は「何も隠さないでほしい」とクギを刺し、「(全容が)明らかにならないと、大変なことになる」と、社保庁の存亡にかかわる重大な危機だという認識を示した。
村瀬長官は会議後の記者会見の冒頭、「国民の皆さんに心からおわび申し上げたい」と陳謝したが、自身の責任問題については実態把握と適正化が「現段階での私の最大の仕事」と述べて引責辞任の考えがないことを強調。改革方針として(1)コンプライアンス(法令順守)委員会の強化(2)職員による不適切行為の告発を一般から受ける窓口の設置(3)業務監察の強化(4)インターネットによる免除・猶予申請受け付け、など7項目を示した。具体的な実施方法は今後、詰める。
また同庁は、免除・猶予を本人に無断で決めていた京都、大阪、長崎、三重、東京の不正事例(計5万7686人)のほかに、「不適切」な事例が現段階で8県であることを正式に公表した。本人に電話で確認して申請書を代筆し、その後も本人から申請書が提出されていない事例(兵庫、佐賀、沖縄、計8726人)と、その後に申請書を受けた事例(福島、千葉、静岡、熊本、鹿児島、計1万92人)。
このほかにも複数の県で同様の事例が明らかになっている。同庁は今回の個別の聴取を通して全国的な実態を改めて確認し、必要があれば処分するとしている。
http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY200605270274.html
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官僚が恣意的に振舞う事が発覚したなら、責任者はこれを即座に止めさせ処分しなければならない。そんな当たり前の事が何故出来ないのだろう。どの官庁職員も国民のために自分達が雇われていると言う意識が不足している。公務員労組があるから、勝手な事をしても身分は保証されると思っているのかも知れない。
信賞必罰、これで官僚をコントロールする必要があるし、責任者は適材適所で職員を配置して欲しい。それが出来ないならば、潔く職場を去るべきだ。
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我がブログが消滅しちゃいました。どうやら私が少し席を外した瞬間に、子供が削除キーを押しちゃったようです。残念無念・・
社会保険庁のような国の機関でありながら全国展開している組織は、どこも似たような傾向がありますね。仕事は遅い、自分に楽な方向か次の担当に廻す・・。
一生懸命やってもやらなくとも評価されないし給料は変わらないから、楽した方がいいに決まっている。退職後の飴もない。霞ヶ関で1種なら、ましてコネがあれば、退職後に億単位で稼げますから余計やる気がなくなる。
明治以来の制度ですから、改革が必要ですね・・国民のためにも・・
コメントを有難うございます。
毎日貴台のブログを拝見しに行きますが、消失したようで寂しく思っておりました。復活される事を心待ちにしております。
株の変動で、消沈しておられると想像しますが、なあに、これは大いなるチャレンジの時期とも見ております。7月相場に些か期待が持てるのかも知れません。
どうか、子供さんのミスを寛恕されますように。