6月18日の午後、浜名湖で起きたカッターボート転覆事故は、中学1年生の女の子が死亡する悲劇を生んだ。中学校では、野外生活教育の一つとして、カッター漕ぎ体験を導入しているようだが、問題点が幾つかある。
(1)このカッター漕ぎ体験の趣旨と実行計画
男女の中学1年生にカッター漕ぎ訓練を行って、個別にオールの扱い方を体験させ、左右舷が揃ってオールを漕ぎながら協調性を学ばせることが狙いと思うが、体力的 . . . 本文を読む
2008年8月に東北大学大学院理学研究科の男性学生Xさん(当時29歳;岡山県出身)が、生物学関係のデータ収集先である滋賀県で自殺した。両親は、Xさんの研究指導をしていた同大学院准教授(52歳)の指導に問題ありと指摘。
東北大学では内部調査委員会を設置して、遺品の博士論文草稿や実験データを検討し、その結果Xさんの研究は2年間受理拒否をされたにも拘らず、博士論文の水準に達していたと判断。更に、准 . . . 本文を読む
昨年10月、アルバート・ラスカー基礎医学賞に輝いた山中伸弥教授(48)であるが、彼を研究所長とするiPS細胞研究所が先月に発足、その研究棟が完成した。益々我が国のiPS細胞研究が進展することを期待したい。
iPS細胞の研究棟公開=山中教授「10年後に臨床試験を」-京都大
高い増殖能力を持ち、身体の多様な細胞を作り出せる人工多能性幹(iPS)細胞を研究する京都大のiPS細胞研究所(京都市左京 . . . 本文を読む
納豆は安くて栄養があり、日本中何処でも何時でも買えるのが有難い。そして大豆蛋白に富み、消化率100%の食品である。納豆菌は、ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌よりも整腸作用が良いと聞く。長い歴史を持つ優れたバイオテクノロジー食品である。
2007年1月、関西テレビで納豆とダイエットに関する報道があったが、それが捏造と分かり、当時大いに話題になった。このブログでも、納豆騒動に思うと題して、そ . . . 本文を読む
閉塞感の伴う昨今の世情(これは、どの外国でもそのように映る)であるが、次々世代を担う我が国の大学生達は未来に対し何を考えているのだろう。
只今は大学生活を謳歌していても、来年あるいは数年経過すれば彼等も社会に出て、自分で稼ぐようになり、やがては大方の若者が結婚する。だが、社会への入り口が<経済カタストロフィー>で急激に狭くなり、そこへ<鳩山不況>が追い討ちを掛けているのが現状だ。
大学生 . . . 本文を読む
ベドノルツとミューラーによる銅酸化物超伝導材料の発見(1986)は、超伝導現象が金属に限られていたから、全世界を大いに驚かせた。その後、世界各国の研究者は様々なペロブスカイト型銅酸化物超伝導材料の臨界温度(Tc)を上げる努力を重ね、現在135K(=-138℃)にまで到達している。
この銅酸化物超伝導体は、セラミックスの一種であるから大変脆く、線条化したりフィルム化するのが中々困難であることと . . . 本文を読む
伝導体の中を電流が流れると、電気抵抗によってジュール熱が発生し、系の温度が上昇する。超伝導体は電気抵抗が存在しないので、電流が流れても熱発生は起こらない。微弱な電流を利用するコンピューターのCPUでも、集積度が高い場合にはジュール熱による発熱が大きいので、何らかの方法で冷却を行う。超伝導体を用いるCPUもあるのだろうが、維持管理が大変である上に製造コストが高い。
磁性体の系内には、電流が流れ . . . 本文を読む
北海道教職員組合(北教組)の違法献金問題から、これまでに北教組が独善的に行って来た政治活動の実態が次々と明らかになっている。国家公務員法によって、教員の政治活動は厳しく禁止されているはずなのに、組合員から強制的に政治献金を集めて、民主党議員を応援している実情が参議院予算委員会で取上げられた。
【北教組問題】ヤンキー先生、「ひどい実態」暴露
2010.3.3 20:14
かつて北海道の私立高 . . . 本文を読む
かつて教師は聖職として、子ども達からは慕われ、父兄たちに畏敬の気持を抱かせる存在であった。敗戦後、特に60年安保闘争の後、教師の資質は変貌した。子ども達を教えるよりも自分達の待遇改善に力を入れ、教育方針を巡って悉く文部省と対立するようになった。彼等は、日の丸と君が代を蛇蝎のごとく嫌っている。
その運動の主体が日本教職員組合(日教組)であり、全国の教員を組織化して労働運動の中核を形成。彼等は、 . . . 本文を読む
日本国内に住所を有する者は、所得の多寡に関わらず15歳以下の子ども一人当たり月26,000円を支給される予定だ。そして、日本国籍以外の人達も対象になるようだ。在日朝鮮人、在日シナ人は、合計で約100万人が我が国に住んでいるのだが、彼等も支給対象となれば些か違和感が残る。
子ども手当て法案(抜粋)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian . . . 本文を読む
いじめで自殺したとされる渋谷美穂さん(当時16歳)の命日は、11月22日であった。彼女の両親、渋谷登喜男夫妻は、11月20日(金)に損害賠償を求めて山形地裁に県を告訴した。
この告訴は、損害賠償を求めると言うよりも、「いじめは確認出来なかった」とする県教育委員会に対し、どの様な調査を行ってそう判断したのか、また、「自殺の原因は家庭内にもある」と述べたことへの怒りが根底にあるのだろう。裁判で調 . . . 本文を読む
事業仕分け作業が後半に入り、その仕訳評価(予算化の妥当性判断)に対し様々な批判が出ている。特に、科学・技術に関する国家予算化を単年度で是非を論じたり、単純な費用対効果の考えだけで強引に判断するのはどうかと思う。
「科学技術」との言い方は奇妙であって、正しくは「科学と技術」、あるいは「科学・技術」と分けなければならない。英語では、 Science & Technology (or Engine . . . 本文を読む
iPS細胞の新しい作製方法で脚光を浴びた山中伸弥京大教授(47)が、アルバート・ラスカー医学研究賞に輝いた。真にご同慶の至りである。
同賞は、1946年に設置された米国医学会の最高賞で、基礎医学、臨床医学、公益事業、医学特別業績の4部門に分かれている。山中教授の受賞は、基礎医学部門である。日本人研究者として「ラスカー賞」を受賞するのは、山中教授が6人目となる(Wikipedia による)。
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今月11日、種子島宇宙センターから打ち上げられた無人物資補給機(HTV)は、無事周回軌道に乗ったが、9月18日に国際宇宙ステーション(ISS)へ接近、それへの合体に成功した。両者共、秒速8kmで移動する中での制御と合体操作であるから、素晴らしい技術成果と言える。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の担当者に、心から「おめでとう」と申し上げます。
新大型ロケット「H2B」も、相当に安定した飛翔動作 . . . 本文を読む
当今の若年教育で問題になっている学力低下、健全な競争心の喪失、それと小中学生の倫理観欠如は、担当教師の資質及び能力劣化と大きく関係する。安倍内閣ではこれを改善すべく、教員能力の向上を目指して再教育を行い、組合活動に力を入れる不適格教員の免許停止を図ったが、日教組はこの方針に一貫して反対を続けて来た。
民主党政権が発足すると、早速この問題を取上げ、「教員免許更新制」を廃止の方向で動くようだ。そ . . . 本文を読む