千葉に引っ越してきてからの生活が、人生の略半分にもなるのだからEdももう
一端の千葉県人である。^^!
こちらへ来て間もなくのころ、近くを車で走っていて広い水田地帯の一角に田舎
の食堂があったので立ち寄ってみた。立て看板に”ザリガニあります”とあった。
店に入って訊いてみると食用だという。
こどもの頃は近所の小川や多摩川の砂利穴(砂利を採取したあとの大きな穴が
あちこちにあって水が溜まっていた)で赤い大きなザリガニを捕まえては家に持っ
て帰って飼った。しかしザリガニを「食べる」という話は聞いたことがなかった。
当時は小川の水も多摩川の砂利穴の水も、今のように生活雑排水が混じった
汚いイメージのある水ではなかったけれど、それでも「食べる」という発想は湧か
なかった。
現在ではザリガニを料理に取り入れている専門店もあるらしいが、食用として飼
育したザリガニしか使わないそうである。さもありなん^^!
Edは話のタネに、と思い試みに注文してみた。すると、笊に山盛りの茹でたザリ
ガニ出てきた。「ワッ!」と思って一瞬たじろいだが、どうやって食べるのか訊いて
みた。云われて通り、頭を取ると4分の1くらいの大きさになってしまい、残った胴
の部分に白い小さな身が見える。エビの仲間だから同じようなものだ。
食感もボイル・エビににていて、味は淡泊、わりと美味しかった。^^!
盛られた量が大きく見えただけで、食べ始めたら食べられる部分はほんの僅か
で心配するほどのことはなかった。(笑)
その後、こちらでは田圃の導水路にはザリガニを捕る網が所々仕掛けられてい
ることに気付いた。早朝、田圃道を散歩しているとザリガニの漁師(?)が網を上
げて集めているのを見かけることがある。あれは多分ザリガニを食わせる食堂へ
売るのだろう。
そういえば”ザリガニ捕るな”と書かれた立て看板も見たことがある。千葉のこの
辺りの食習慣を知って合点がいった。^^!
もう”立派な”千葉県人になった筈のEdではあるけれど、生活雑排水の混じった
田圃の導水路で育ったザリガニは、今はもう食べる勇気はない。
笹の枝にタコ糸を結んで先にするめを付けて一匹釣ると
それを半分に折って身をだして付けて釣ると良く釣れました
でも多摩川じゃなくて本門寺の裏の池とか・・・
ウチの方では病気があるから食べられないって聞いてましたが
そうでも無いんですね