Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

大連交通事情

2009年12月19日 | Weblog

発展を続ける中国は今年、車の販売台数がアメリカを 抜いて世界第一になるという。大連市内でも車が溢れているし、VWのほかベンツ、GM、トヨタ・レクサス、ホンダ、日産などの高級車も目に付く。その一方で三輪トラック、三輪タクシー、バイク・タクシー(?)のような貧しい人向けの簡便な車両も混在している。まさに混沌の中の繁栄だろうか。

          
          
          
          

金州で見かけた大型ダンプやトレーラーは欧州車が多く、荷を満載して坂道を喘いで登っていた。建設工事が盛んなので街中でも大型ダンプを見かけるが、ひところの日本車のように荷台アオリを高くして40トン以上は積んでいるようだ。

          
          
          
          

市内電車も走っていて、真新しい車両に混じってむかし日本で使っていたような旧いレトロ車両もある。旅順方面へ向かう市街電車は欧州車らしいモダンなデザインで、現在は路線が途中で終点になっているが、いずれ全線開通するともっと便利になる。市内を走るバスはどれも比較的新しくて清潔だった。

          

道路はメイン・ストリートは歩道もあってよく整備されているが、少し脇道に入ると工事中だったりデコボコだったりして雑然としている。けれども日本のように電柱がないので街中の景観が何処もスッキリしている。電線や通信ケーブルのインフラ整備に関しては、日本のほうが遥かに後れている。

          
          
          

車の運転は乱暴で、歩行者は邪魔者扱いされている。車社会になってまだ間もないせいで、人も車も互いに慣れていないからだろう。赤信号では車は一応停まるが、黄信号は意味をなしていない。歩行者も車が近くまで来なければ信号を無視して道路を横断する。するとそれを追い散らすかのごとく車が突っ込んでくる・・・という具合。車道の横断は我々にとってはチョッとした冒険で、スリルが味わえる^^!

自転車やレジャー・バイクは殆ど見かけない。駅前やバス停でたむろしている小型バイクは皆二人乗りの長いシートを付けた「タクシー」。4日間でたった一台だけ、走っているGLを見た。相当なお金持ちなのだろう。

          
          
          ☆ケンタッキーFCの宅配自転車^^!


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2 コメント

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Unknown (Ed)
2009-12-22 10:19:15
戦後日本もそうだったけれど、貧困から脱出しようとする人間のエネルギーはすごいと思うけれど、今の中国にはそういう熱気があるのでは・・・

西安はもっと内陸だから、また違った中国の一面がみられるかもね。レポ楽しみにしてます。
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Unknown (Jin)
2009-12-21 09:16:37
懐かしいオート三輪、、子供の頃、あれで魚を売りに来てたよ。
内地の方で事情を知らない人々ならともかくとして、社会主義の国があれほどの2極化で貧困層は怒らないのかなあ?

不思議な国、、
不気味なほど強烈に進歩発展。。。
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