Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

海洋汚染

2013年09月20日 | Weblog

                  

福島原発の放射能汚染水は今も絶え間なく海に流れ出している。汚染はやが
て海流に乗ってアメリカ西海岸に達し、赤道を経由して太平洋を一めぐりし、各
国の海を汚しながら再び日本にも戻ってくる。

海がいくら広くても放射能は拡散するだけで、10年や20年で消えてしまう訳で
はない。魚や海草が汚染され、それらを食べた生物の体内に蓄積される。

3.11で原発が壊れてしまったとき、東電は事の重大さに慄きながらも従来の
隠蔽体質そのままに、正確な情報を開示せず被害を小さく、小さく見せかけよ
うとした。

菅内閣も殊更情報の開示を拒み、いち早くスウェーデンやドイツで発表された
汚染拡散予測すら日本で公表することをせず、いたずらに近隣住民を被爆さ
せた。政府もマスコミも口を塞いでいるけれど、放射線の影響による子供たち
の癌の発生率が高くなっているそうである。

戦争をはじめ、こういう云わば国家的な”犯罪行為”に対して、それを主導して
きた権力者たちは誰一人責任をとらない。日本は無責任な権力者たちのやり
たい放題のように見える。国民もまた(一部の良識のある人を除き)自分にさ
え影響が及ばない限り、無関心である。選挙の結果を見れば一目瞭然だ!

福島の事故から僅か2年半で、人々は放射能汚染のことをまるで忘れてしま
ったかの如くEdには思える。あの時、汚染は間違いなく半径250~300キロ
圏内に飛散し、千葉県もその例外ではない。

韓国が日本の太平洋沿岸で獲れた海産物を輸入規制したけれど、至極当然
なことだと思う。海外の人たちは浅はかな日本人以上に事態を深刻に捉えて
いて、そのことを理解していないのは、ウソで固めた発表ばかりしている日本
の為政者くらいのものだ。

韓国に輸入規制の撤廃を要求する前に、ウソを云う破廉恥な為政者を選出
している日本という国の現状を反省するべきではなかろうか・・・

汚染水が今もって海へ漏れ出し、どうやって漏れを止めるか未だ方策も技術
も確率されていない現状で、「完全にコントロールされていま
す」と海外に向か
ってまで平気でウソを云うとは、呆れて空いた口が塞がらない!

詐欺師みたいな演説までしてオリンピックを招致し、放射能で汚染された国に
沢山の外国人を招いて、一体どうしようというのか・・・

その前に先ず、近隣各国並びに世界の国々に海を汚してしまったことを真摯
に謝罪しなければならない。

          


後悔

2013年09月20日 | Weblog

               

Edのようなありふれた、つまり道端の名もしれない雑草のような存在は、死を
前にしても執着するべき何ものをも持たない。残念ながら「これだけはやってお
きたかった・・・」などという御大層なものは何処を探してたって出てこない。^^!

一生かかってやり遂げたいという大いなる仕事をもった人、あるいはそれほど
でなくとも、人知れず毎日コツコツと一つの仕事をやり続けている人ほど、返っ
て己の最期を覚悟し、死を受け入れ易いものらしい。

何もない者ほど「生」に対して未練がましくなり、「死」をなかなか受け入れられ
ないものらしい。そうするとEdなどは、死の瀬戸際でいつまでも「死にたくない」
と考え続けるのだろうか・・・ヤだね!

今から何か大目標を立てるったって、もう手遅れだし、第一そんな気力は頭の何
処にも残ってはいないのだ。若い時に夢を抱いて、それに向かって弛まぬ努力を
続けてきた人たちが唯々羨ましいと思う。やっぱり夢を持たずにここまで来てしま
った自分の最期というものは”後悔”でしかないのだろう。(トホホ・・・)

                                      

去年の暮れからこれまでの間に、友達が二人病で倒れ、臥せっていた兄が逝き、
中学の同級生が逝き、義兄が入院した。自分を含めて、周りは老いた人たちば
かりになったのである。Ed自身、何時あの世に旅立っても不思議はない。

今日も昨日と同じように過ごし、明日もまた元気でいられだろうると何の疑いも
なく思っているのだけれど、何時か必ずその”日常”が途切れる日がやって来る
。生を受けた瞬間から我々には死が約束されているわけだから、それが”当然”
の成り行き。恐れることはないのだけれど・・・

死んだら土葬を習慣にしている所では、大抵の人が火葬を嫌がる。理由は「焼
かれたら熱いでしょう!」。死んでも”未だ生きている”つもりなのである。(笑)

我々はなかなか容易には死にきれないらしい。^^!