指先に嵌める簡便なセンサーで血中酸素の量が分るという装置を一晩借りて、
データを採ってから2週刊経った昨日、病院へ診断の結果を訊きに行った。
血中酸素量を示す数値波形が大きく波打っているグラフを見せられ、睡眠6時間
の間で同様の乱れた波形が3、4ヶ所認められる。最低値は78%だという説明が
あり、試しにセンサーを付けて、息を1分間ほど止めている間に数値がどの程度
下がるかやらされた。
98%から95%へ下がっただけで、息を詰めた苦しさの割には低下量が僅かで
ある。寝ているときの低下量の多さから、如何に睡眠時無呼吸による影響が大き
いか理解できるでしょう、と医者は云う。(・・・何に対する%なのかは、説明がない
ので良く分らないけれど・・・^^!)
結論として、医者は「睡眠時無呼吸症候群の疑いが濃厚です。一晩検査入院して
精密検査を受けて下さい」と仰る。しかし、そのことは”最初から分かっていたこと”
ではなかったかとも思うし、最初の手順説明通りで、予め敷かれたレールに乗せ
られているみたいで、何だか騙されているような感じが・・・しないでもない。
検査入院の予定は別室でナースが決めてくれる。予定が混み合っていて11月
まで空いている日がない。取り敢えず11月で空いている一番早い日を予約した。
ついでに「手術で簡単に治せる、という話も聞いたけれど・・・」と水を向けると、
「ここの先生はそういう処置はとりません。つまり手術で本当に効果があるのか
分らないからです」という返事が返ってきた。
最近この睡眠時無呼吸症候群の人が増えているらしいが、要するに病気という
より老化の一つではなかろうか。年とれば外見のみならず、体の内側だって皺
が出来たり弛んでくる。咽頭部のたるみが睡眠中に気道を塞ぐことが原因らしい
から、「治す」ということはそもそも無理なことのような気もする。
そう考えると、これ以上の検査は何だか無駄なことのように、Edには思えてきた。
ネットで治療法を調べてみたが、やはり手術というのは出てこない。空気を強制的
に送る酸素マスクのようなCPAPとか、顎を広げておくマウスピースなどが代表的
なものらしい。(ヤレ、ヤレ・・・)