Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

人権・・・その後

2012年09月11日 | Weblog

           

入院している病院と兄の住まいがある富士見市のHPから、人権相談の窓口を
探し出して先週電話してみた。

事情をできるだけ詳しく話し、行政側から病院への立ち入り調査とか改善命令
のようなことができないか尋ねてみたが、答えはノーだった。
というより、人権問題として市で扱えるような類の話ではないということらしい。

電話を切らずに暫く待たされてから、医療安全相談窓口というところへ相談し
てくれ、と電話番号を教えてくれた。そこで週明けに電話してみた。

県庁の機関だという。また一から説明して同じように何か対応策があるか、と訊
いた。身体拘束は必ずしも違法ではないとのことで、まして家族が同意している
場合、病院側にクレームを付けても応じないだろうという。

兄の場合、その家族が病院の説明を鵜呑みにして(あるいは積極的に?)か、
とにかく病院の拘束に同意してしまっている以上、周りがいくら騒いでも仕方が
ないようなのである。やはり根本は、扶養・介護義務がある彼の家族の考え方
と対応の仕方に問題があるのだ。

                                  

治療方法に対する国の指針では、身体拘束はゼロにすることになっていても、
実態は病院の都合まだでかなり行われているらしい。必要な場合でも最小限
に、とか他に替わりうる方法で、とか拘束をめぐる裁判の判例も出されている
けれど、良識のない「さくら記念病院」などは、表沙汰にならない限り馬耳東風
だろう・・・

現状では今のところ、Edは手も足もだせない。あとは兄の家族を説得して同意
を取り下げさせるか、この病院から早急に退院させるほかない。

それにしても、兄のような老人は通常3か月で退院させられる筈なのに、何故
この病院では6ヶ月もそのままなのか・・・

多分、身体拘束しておけば一日数回の下の始末だけで手がかからないから、
病院は儲かるのだろう。そもそも入院初期から診断の結果があやふやで、病名
さえ二転、三転して本当は何なのか分らない、ということ自体十分に怪しい病院
の証拠である。

近いうち、兄弟に親族会議を呼びかけようか・・・