Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

Hammer of Eden

2012年01月26日 | Weblog

                                 

義姉からもらった時代小説単行本も全て読み終えてしまったので、久しぶりに図書館へ行った。ケン・フォレットの「ハンマー・オブ・エデン」を見付けた。サイズが単行本より一回り大きく、厚みも4cmくらいあって持ち運びにやや不便かな・・・と思たが借りてきた。

冬はマフラーだの毛糸のキャップだの手袋を着けたり脱いだりするので、普段の小さなセカンド・バッグはやめ、大きいショルダー・バッグを肩にしているお蔭でこの本も電車の中で読んでいる。

まだ途中だけれど、ダム工事計画で水没の危機に瀕した山間の名もないコミュニティーを救うため、カリフォルニア州知事にダム計画を中止しなければ「人工で地震を起こす!」と脅迫する。FBIの女性敏腕捜査官が捜査に乗り出す・・・

奇しくも去年東日本では大震災があったから、人工地震が脅迫の手立てになるとは思ってもみなかったストーリーの展開である。そういえばカリフォルニア州では過去に何度も大きな地震で被害を受けたことがあるのを思い出した。プレートとかサンアンドレアス断層とか地殻の歪や
蓄えられたエネルギー・・・などとまことしやかに出てくる話は、知識として持っている我々には現実味をもって迫ってくる。読み始めると一気に読み進んでしまう、いつもの面白さである。

欧米作家の手になる小説の面白さに気付かせてくれたのは、友人のJinさんである。ジェフリー・アーチャー、シドニー・シェルダン、ケン・フォレットなどは、いづれも最初にJinさんから貰った本を読んで初めて知った。それまでは”翻訳ものなんて・・・”という偏見から敢えて手を出さなかった。が、今では図書館で探すまでになった^^!吾ながら勝手なものである(笑)。

                     

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