仕事で来日していたEdの勤務先の米国本社エンジニアが、先週末(13日)から富士山へ行くと言って出かけたまま予定の16日(月)になっても戻らない。
会社では行方不明の届を出し、捜索協力のため同僚が一昨日(16日)富士吉田市へ向かった。現地の警察と連絡をとっているが、今のところ本人との連絡は途絶えたままである。五合目駐車場には彼が置いていったレンタカーが見付かっているので、山に登っていることは確かであろう。しかし持っていった彼の携帯から応答はないらしい。
下山予定から今日で3日目、滑落でもして動けなくなっているのだろうか・・・米国の親御さんからは毎日心配で日本に頻繁に電話が入るそうであるが、何も進展がないまま焦りだけが募っている。
それにしても、いくら山登りに慣れているとはいえ冬山へ単独登山とは・・・彼は富士山を甘くみてしまったのではないだろうか。万一の時に、独りではどうすることもできない。以前大阪のバイク仲間の女性が夏山で、それも普段誰でも登れるような山で道を間違えて夜になってしまい、遭難しかかったと聞いた。幸い二人連れだったし、携帯が2台だったので両方の電池が切れるまえにどうにか連絡がついて地元の人に助け出された。
彼もどこかで雪穴でも掘って救助を待っていてくれると良いのだけれど・・・