Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

試練

2012年01月04日 | Weblog

                   

先日下妻温泉へ行ったとき、カミサンは薬湯に浸かりながら見知らぬ人に運勢をみてもらったそうである。”ついでに旦那のことも・・”と訊かれたので、Edの名前と生年月日を教えると、「強運で長生きする。だれにでもあることだけれど、”障害運”というものがあるので怪我や事故にも気を付けたほうが良い」という判断だったらしい^^!

頼んでもいないのに余計なことを・・・と思いながら、云われればやっぱり「バイクは危ない」という話なって、早速カミサンからは「そろそろ止めては・・・」と云われた。
しかし、”障害”ということばからEdが直ぐ思い出したのは、若い頃思わぬ不注意から左耳の鼓膜を破ってしまい、以来左耳が難聴になってしまったことだ。運勢の見立て如何にかかわらず、常に行動には注意を怠らないということは大事である。

時に人は思わぬ試練に立たされる場合がある。Edが耳の怪我で二ヶ月ほど入院したときも、突然のことでショックが大きかった。強烈な眩暈(めまい)と嘔吐に2、3日苦しみ、「寝ていれば治る・・・」という町医者の当初の見立ては信じられなくなって、国立病院へ駆け込んだら即入院となったのだった。働き盛りの30代半ばで会社を一ヶ月以上も休まなければならない、というのは手足が自由なだけに余計に苦痛だった。気持ちが焦って、一ヶ月後に無理やり退院して会社に行ったのだけれど、通勤途中でまた眩暈に襲われ仕方なく病院に舞い戻った。あの2ヶ月は、丈夫な体だけが取り得だったEdにとって、生まれて初めての大きな精神的試練だった。

親しい友人のJinさんは体調を崩して暮れから再び入院してしまった。正月も自宅に戻れずこれまで元気一杯だった彼にとっては大きな試練である。焦らずゆっくり治療を受けて欲しい。