Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

導水路の鯉

2011年05月18日 | Weblog

                       

南古谷駅から勤務先へ向かう道路(K113)に沿った巾2mほどの歩道は、田圃へ水を引くための導水路の上にコンクリートの蓋を被せたもので、支流手前の100mほどは開放になっていて普段は水も少なくゴミだらけの小川である。毎年今の季節水門が開けられて豊富な水が流れてくる。

昨日出勤途中にこの導水路でイヤに水がバシャ、バシャ撥ねる音がするので下を覗いてみたら、体長60~70cmの鯉があちこちで群れて騒いでいる。その数、多分二、三十尾!岸辺の草や引っかかっている藁に盛んに体を擦りつけているところをみると産卵しているのだろうか。

こんな汚い小川で・・・と思うけれど、北へ1キロほど行ったところに大きな伊佐沼(農業用水池?)があり水はそこから引かれているようだから、開けられた水門から紛れこんできたものらしい。そういえば去年も田圃に大きな鯉が一尾迷い込んでウロウロしていたっけ・・・
導水路の行き着く先は田圃しかないのだから迷い込んだ鯉たちはもう元の沼には戻れないだろう。不運だったなあ。地元の人の話では、伊佐沼には鯉の他大きな鯰や亀も沢山生息しているのだという。

Edの住んでいる千葉の地元も水田地帯だから田圃の導水路には小魚やザリガニは沢山いるけれど、こんなに大きな鯉の群れは見かけたことがない。川越で道端の自然を垣間見て、千葉の田舎に住んで埼玉の田舎まで毎日通勤しているんだなあ・・・と改めて思った(笑)。