Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

袖触れ合うも・・・

2011年05月11日 | Weblog

                 

以前日本イートンに駐在していたアメリカ人のCAさんが、あるとき「日本人はどうしてみんな怖い顔して歩いているの?欧米人なら見知らぬ者同士でも道で遭えばハイ!とか元気?とか気さくに声をかけるけど・・・」という。

その時は「・・・なるほど、そう云われてみれば・・・」と思ったのだけれど、後で考えてみれば彼等は圧倒的多数の日本人のなかにあって偶にしか見ない同類と遭うわけだから、軽い挨拶くらいは当然であろう。彼等のほうが一般的に我等より社交性があって気さくである点は否定しないけれど、日本人だって欧米のド田舎にでも行って、めったに遭わない同類と遭遇すれば誰だって会釈くらいは交わすだろうと思った。

Edが住んでいる千葉のド田舎では、朝のウォーキング中他人に遭えば大抵誰でも挨拶するし、小学生たちは道行く人には誰彼なく「おはようございます!」と云ってすれ違う。こういった習慣は人が少ない田舎へ行くほど残っていると思うけれど、都会では日本に限らず一般的に他人には無関心で見知らぬ人とは遭っても挨拶はしない。事の良し悪しは兎も角、いやでも他人との接触が多くなる都会では自然の成行きなのかもしれない。

話は変わるけれど、道で他人とすれ違うとき、考え事でもしていない限り、見るとはなしにお互い”観察”していると思う。Edの場合、同性はサラッと受け流す程度で見るだけだけれど、異性は結構シッカリ見てしまう。それも老若は問わずだ(笑)。相手の視線を感じたときはシツレイだから目を逸らすけれど、綺麗な人だったらもう一度見たりもする(エヘへ・・・^^!)。
あるときカミサンに云われた

「あなたって、女の人なら誰でもジッと見てるのね・・・!」
「い、いや別に、そういうわけでは・・・」
(そういうわけなのでした^^!)

袖触れ合うも他生の縁。人類みな兄弟。友達の友達はみな友達だ・・・見知らぬ他人でも道で遭ったら挨拶くらいはしましょうね(笑)