Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

あと何回桜花が・・・

2011年02月28日 | Weblog

                            
                              
間もなく今年も桜の季節がめぐってくる。車の中で聞くとはなしにラジオを聴いていたら、「今年もまた桜の季節が近づいているんですねえ・・・私も今年39歳、あと何回桜が見られるんでしょうか・・・」という司会者のコメントが耳に残った。

70、80の人が言うなら兎も角、まだ40にもならない人が残りの人生を惜しむような・・・と可笑しくなった。”大丈夫、まだ何回でも飽きるほど見られますよ・・・”と言ってやりたくなった^^!
我々のような高齢者は、むしろ「あ~ぁ、あと何回桜を見なけりゃならないのだろうか・・・」と正直思っている人のほうが多いのではないだろうか(笑)。

今年83歳になる長兄が2年ほど前、(彼より14歳若い私に)いみじくもこう言った。「お前なあ、これから未だ長々と生きなければならんということは覚悟しておいた方がいいぞ!」
兄の実感なのだろう、妙にその言葉が心に残った。そうか・・・彼は”もう十分生きた、いつお迎えが来てもいい・・と思っているけれど、なかなかそうはいかない”、と言いたかったに違いない。

誰でも皆老いる。それから逃れる術はない。けれども中には最期までボケずに元気で過ごす人もいる。どこまで自分に出来るかはわからないけれど、身体と脳ミソはづ~っと使い続ける努力だけはしたい。人間生きてるうちは死なないのだから・・・(笑)