まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.233 国道25号線(天理市の滝)

2015-08-27 10:07:57 | ふうけい
おはようございます。さっきミスで途中送信してしまいました。こちらが正しい本文となります。改めてご覧いただけるようお願いします。



今回は伊賀上野から天理まで国道25号線を走った記録をお伝えしていきます。夏空の下、行けども行けども上り坂の連続で汗がダラダラと流れ落ちてくるが、里山の風景と所々木々の中を通り過ぎる辺りではさわやかな涼しさを感じることができる。そしてこの途中で道を横切る野生の鹿を3頭見かけた。奈良公園ではもう見慣れている鹿だが、まさかこんな山里の中で見かけるとは思わなかった、もうちょっとでぶつかるところだった。鹿もこの暑さでジッとしていられなくなったのかも。






名阪国道、国道25号線とも標高510メートルの最高地点を過ぎてすぐ奈良市へと入る。もう奈良市か・・・と思ってもこの辺りは市町村合併で奈良市になった所、元は山辺郡都祁村だった。その都祁の中心になる所が針町、名阪国道沿いには大きな道の駅があり、ここは車もバイクも自転車も一休みと言う感じで人がいっぱいだ。これだけ人がいっぱいで騒がしいと休憩にもならないだろう、ここはトイレ休憩だけに留めてすぐに立ち去ることとする。ややっ!この道の駅を出た所にあるのは、奈良テレビのCM「♪~見つけちゃったね~何でも揃~う~♪」と音程の外れた歌でお馴染みの『たけよし』ではないか、まさに見つけちゃったね~です。







国道25号線はこの先で天理市に入り、福住地区へと入る。自分(一人称)が小学生の頃は福住と言えば同じ天理市内にあってもまるで異空間と言うか、簡単には行けないところと言うイメージがあった。名阪国道福住インター付近を過ぎると、国道25号線旧道は名阪国道とは離れた場所を走ることとなる。あちらはこの先オメガカーブと呼ばれる恐怖の事故多発地帯へと差し掛かって行く。こちら旧道は緩やかな下り坂で写真3枚目、苣原地区へとたどり着く。バス停のすぐ近くに流れている名もない小さな川、水の流れがまた涼しさを感じさせてくれる(写真4枚目)。








下りは急になっていき、この区間は注意が必要な所、やがて写真にある天理ダムへと差し掛かってくる。ここまで来るともう天理は近いな、と言う感じになってくる。ダム湖の濁った水を見たくらいでは涼しさは感じられないが、別の意味で背筋に涼しさを感じることはできる、感じたくないか・・・。ダムを過ぎて急カーブを下りると水が放流されている場所へとたどり着く、さすがにこの風景では涼しさを感じることはできないが、いよいよこの先、今回の隠しテーマ『涼を求めて』の目的地へと向かって行くこととなる。








その場所は桃尾の滝、天理市街地からは近くてすぐに行ける滝である。国道から分かれて森の中の薄暗い上り坂を行くとその場所にたどり着くことができる。その坂道は狭くて車が通ると道の端のぬかるんだ所で待機しなければならない、滝の流れが聞こえてくる駐車場には結構な数の車が止まっている。滝の間近に行くと家族連れの人たちでいっぱい、隠れた名所で静かな所を期待して来たわけだが出鼻を挫かれた気分になる。
滝の真下へと行く前に。水が飲める場所があるのでそこで1杯、ぬる~い・・・冷たいのを期待したのにまたまた裏切られてしまう。そして滝の真下では・・・やっぱりいるんだなあ、滝に打たれにやってくる人、何か怪しい身振り手振りとお経を唱えて水に打たれている。さっき飲んだ水はあの人を経由して流れてきた水だったのか。しかも今度はその様子を見ていたおばちゃんまでが服を脱ぎだして滝へと向かって行った、ああ見とうない見とうない・・・。せっかく涼を求めてここまでやってきたのに、テンションダダ下がりで滝を後にすることになってしまった。ああ、暑さが身に染みる~、このまま天理の中心まで走り抜けて行って今回の走りは終了です。今回はここまでとしておきます。      まちみち

最新の画像もっと見る

コメントを投稿