まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1383 天理市の川巡り(3)・・・布留北北流

2020-07-21 00:59:50 | ふうけい
よろしくお願いします。


















天理市内の川巡りは前回、2回に渡ってお送りした珊瑚珠川の巡りが何か中途半端な所で突然と言う感じで終わりました。その終わりの地点が写真1枚目、道を挟んで反対側には写真3枚目を見ると分かるように別の川が流れています。天理市を流れて大和川へと合流する布留川にはいくつかの支流、北流、南流、さらに北北流とあるのですが、写真2枚目にあるのは北北流、今回はこの川を巡って行きたいと思います。北北流はここよりも更に山に入った所で布留川から分流しているのですが、一級河川としてのスタートはここからとなっているので、巡りもここから始めて行きたいと思います。
川はお地蔵様が立つ所から珊瑚珠川とYの字になるように分かれていき、天理教の施設が建ち並ぶ所をすり抜けるようにして流れていく。自分(一人称)は天理市を離れてもう30年近く、この辺りは昔よく来たことがあったが、その頃は未開発だった天理教本部の北側には詰所や病院、学校など天理教関係の施設が建ち並び、四方八方に広く新しい道が出来て、自分(一人称)が知っている風景からは一変してしまった。宗教と言うと何かしら畏れを感じて近づきたくない雰囲気が漂ってくるが、天理の街にはそれが全く感じない、やっぱり子供の頃にここで育っているから天理教にはそう言う畏れは感じなくなってしまっているのかも。さて、川の方は国道169号線を越えて天理駅の近くへと差し掛かって来た、上ツ道が通る所で一旦姿を消してしまうので、ここは迂回して流れの先へと向かうこととしよう。
















JR万葉まほろば線の盛土の高架沿いには昔からの道があるが、その東側に一本、新しい道が出来ていた、天理もますます自分(一人称)の知らない世界になりつつである。その道を入ると北北流が現れる、川は写真3枚目にあるように公園を突っ切ってJR線を越えていく。ところでこの公園、この間見に行った映画『テイクオーバーゾーン』のロケに使われていた所、主人公の女の子が出て行った母親が連れて行った弟と会っていた公園がここだった。写真4枚目にあるJR線をくぐる細い道は主人公が弟とバトンの受け渡しの練習をする場所、更にそこに陸上部のキャプテン・・・主人公の母親の再婚相手の娘、つまり弟は彼女の義弟に当たる、主人公の女の子は極端に彼女のことを嫌っている・・・が現れ、二人は線路沿いの道を全力疾走、陸上をやめていた主人公は走りの情熱を取り戻してまたリレーの世界へ戻って行く、と言う重要なシーンがこの場所で撮影されていた。監督は奈良市出身の方だと言うことだが、こんな何の見所もない場所をクライマックスなシーンに使うとはいや~、恐れ入りました!!さてさて、話は逸れてしまったが北北流はJR線の西側を所々暗渠に隠れたりしながら流れて、天理の中心部から離れて行く、川巡りはまだまだ続きます。
















このゾーンでは北北流を環濠のようにして展開している前栽の集落へとちょっと寄り道、川の方は近鉄線沿いを流れていてその姿を追うことができないので、集落を経由して中ツ道へと出て近鉄前栽駅前の踏切を渡る。北北流とはその先で再会、ここからは中ツ道とのお付き合いとなる、走り慣れた道なのでこの川のことはよく存じ上げている・・・とは言ってもその名前や流れのルートとなると今回の巡りで初めて知った次第。川と道との並走は国道25号線の交差点を過ぎても続くが、やがて先の方で川は右へとカーブして行く、中ツ道から離れて川に沿う道があるので追って行くと東の方から流れてきた川と合流する・・・ってその合流点の写真がない、となるとこの川巡りはまた次回に続くことになるのか。そんなわけで次回はここで合流してきた布留北流を追って、また天理市の中心部へ戻って行くこととなります、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


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