まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.236 各駅巡り・近江鉄道(旧中山道に沿って)

2015-08-30 17:34:13 | 鉄道
おはようございます。







早速ですが各駅巡り、近江鉄道編は前回の続きから走って五個荘駅へとやって来たのですが、とうとうここで雨に降られてしまいました。と言うことでこの駅でしばらく雨宿り、なかなか趣のある駅舎、ひっそりとしたホーム、対照的にすぐそばを走る新幹線は次々と高架を走り抜けて行く。約15分程の足止めの後、もう何度も走ったことのある旧中山道を先へと進んで行くこととする。






次の愛知川駅は中山道愛知川宿の中心から少し外れた所にある。ここも趣のある駅舎、と言いたいところだが、駅はコミュニティハウスを併設していて観光に走っている辺りはちょっと興味をそがれてしまう。ホームに入るとすぐ奥には新幹線の高架があまりにも無粋な感じで迫っている。この付近は近江鉄道と東海道新幹線が並ぶように走っていて、新幹線が近江鉄道の景観をぶち壊しにしている。この件に関しては補償問題にもなったとのこと、風景を楯に当時の国鉄に金を払わせた近江鉄道、なかなかやるんではないか。


さて、旧中山道をこの先更に進むと豊郷の町並へと入って行く。ここは宿場町ではないが、御馴染み『けいおん』の舞台となっている所、このブログでも以前に何度か紹介させていただきました。






次の豊郷駅は旧中山道から少し離れた所、『けいおん』バージョンの飛び出し看板がお出迎えしてくれます。






ここの駅舎も愛知川駅同様コミュニティハウスを併設しているが、駅は無人駅なのでホームへと入ってみる。ちょうど電車が来ていたのでここでも1枚、今まで見てきた電車とは色が違う電車だった。そしてここもホームのすぐそばには新幹線の高架が沿っていて、鈴鹿山脈の景観はまったく臨むことができない。しかしそんな無粋な風景を和らげてくれるように4枚の萌えキャラのパネルが飾られている。写真4枚目、駅舎の横には櫓があってそこには「ようこそ聖地へ」とあるが、これはこの地が発祥となる『江州音頭』の聖地であることを表しているのだろう。






旧中山道の風景はこれまでにも何度か紹介したし、しつこくなるのでスルーしようかとも思ったのですが、やっぱり我慢できませんでした、今回は3枚貼り付けておきます。一応前回とダブらないように選んだものですが、相変わらずどの写真も何気ない風景です。今回は鉄分と『けいおん』がほとんどを占めてしまった回でしたが、最後は自分らしく地味な風景の写真で次回に続くとして、ここまでとしておきます。      まちみち